- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094067682
作品紹介・あらすじ
金メダルに隠された感動の実話、ノベライズ
1988年長野オリンピックスキージャンプ団体。金メダルを狙う日本代表チーム(通称:日の丸飛行隊)。その中心選手、原田雅彦のジャンプを特別な想いで見つめる男がいた。元日本代表・西方仁也だ。前回のリレハンメルオリンピック団体戦で、原田の失敗により惜しくも銀メダルに終わった西方は、長野での雪辱を誓い、日々練習に励む。ところが4年後、代表には選ばれず、不本意ながら裏方であるテストジャンパーとなっていた。
誰もが知る、長野オリンピックスキージャンプ団体金メダル。その栄光の裏に、誰も知らないテストジャンパー25人の闘いがあった。
西方仁也役に田中圭。土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小阪菜緒など、豪華出演者による映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(6月19日公開)。映画ノベライズ。
感想・レビュー・書評
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熱い話でした。夢中になって読んだのであっという間に読み終わりました。長野オリンピックやそこであった事はとても有名ですが、裏話というか人々の気持ちについては改めて再発見でした。
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ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち https://nuhm-lib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=018651
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本当は映画を見に行きたかったけれど、行きにくいので文庫本で。
長野オリンピックに、こんな話があったなんて知らなかったです。
文章だけじゃなくて、映像がある方が感動が増すように思いました。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00610774
【スタッフコメント】
1998年冬季長野オリンピック、日本中が感動したスキージャンプ団体の金メダル。前回のオリンピックでの雪辱からこの金メダル獲得に至るまでの経緯、そして選手たちの思いなどが綴られた、実話を基にした物語です。 -
5月7日の映画公開が待ちきれなくて予習。
選手ではなく、テストジャンパーにフォーカスした物語。
予告でしか見てないのに、全部の光景が自然と田中圭くんと土屋太鳳ちゃん、そして山田裕貴さん、眞栄田郷敦さん、古田新太さんで脳内再生される。
個人的にテストジャンパーみんなで空を見上げるところが好き。映画ではどんな光景なんだろうってより一層楽しみになった。
「これ、実話なんだよね」って読みながら何回も思った。オリンピック選手だった西方さんが怪我をして団体戦のメンバーに入れなくて、悔しい思いをしながら色んな葛藤と戦いながらテストジャンパーとしてジャンプ台に立った。日本の金メダル獲得のチャンスを掴むために、悪天候の中、25人のテストジャンパー達がジャンプを成功させた。これだけでも凄い事なのに、代表メンバー達もテストジャンパーの想いを受け継ぐかのように素晴らしいジャンプで日本を金メダルに導いた。フィクションじゃないかと疑うくらい胸が熱くなる物語だった。原田さんの考え方が素晴らしい。原田さんも実在する人物なんだよね。
ただ、本に関していうと、なんとなくストーリー展開が荒く感じてしまった。映画の書き下ろしだから仕方ないのかもしれないけど。肝心のテストジャンプのところがあっさりし過ぎている。小説で見れなかった光景を、是非映画館で観たい。