蟲愛づる姫君 後宮の魔女は笑う (小学館文庫 C み 1-9 キャラブン!)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 86
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094070170

作品紹介・あらすじ

オトナになった姫と子供たちの新章スタート

毒蟲と蠱毒をこよなく愛する変わり者の「蟲愛づる姫君」こと玲琳。彼女と魁の国王・鍠牙が結婚しておよそ八年の月日が流れた。ふたりの間に生まれた双子の王子と王女の五歳の誕生祝いの宴席に、玲琳の姉である斎帝国の女帝から様々な贈り物が贈られ、中には人の未来を予言できる占い師の紅玉という女性もいた。
紅玉は様々なことを言い当て、すっかり双子のお気に入りに。しかしその直後、魁の都では謎の獣に人を喰う怪事件が頻発し、玲琳は事件解決に乗りだすのだった。調べてみれば被害者は全員犯罪者で、玲琳は何者かが明確な意図をもって特定の人物を殺害しているのではないかと疑う。一方、占い師の紅玉は、次の被害者が玲琳の双子たちだと予言し、王子王女を救いたければ自分の言
うとおりにせよと王宮の人々を脅すのだった。
子供たちを溺愛する鍠牙は、敵を捕らえるために後宮に兵士を配して警戒する。しかし玲琳はといえば、我が子なら災厄程度は自力で退けられるはずだと、子供たちに護身術を教えるマイペースぶりで……。
世にも奇妙な夫婦の物語が、個性最強な家族の物語にパワーアップ! 極上中華風ファンタジー、新章突入!

感想・レビュー・書評

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  • 王様はもうダメね ただただやべーやつだ

  • とても独特ではあるけど、二人が意外に親になっていて驚く。

  • 巻を重ねるごとにキャラが魅力的に成長していってるなぁ♪
    鍠牙のぶっとびっぷりがそろそろ側近あたりにはバレてきているのがまたいいかも 笑。
    玲琳がストッパーだという事実もそろそろ気づく、という流れになるのかな??
    今回新たに登場した紅玉、こちらも次巻からまた魅力的な取り巻きとなって登場するのかなぁ^^♪
    今後の展開も楽しみです。

  • 毒草園に招待された民たち、頼もしすぎて(笑)
    酒で正気を失う作戦に笑った。
    あれは玲琳じゃなくても、健気で可愛く思えるよ!

    紅玉のこと拷問するかどうかのとこ、鍠牙が相変わらず頭のネジブッ飛んでて笑う。
    諌めている玲琳が本当に真っ当に思えるから鍠牙の病み度がすごい。
    鍠牙、ほんとネジ飛んでるなー(褒めてる)
    雷真の腹を殴って骨折するとこ狂気極まってる。

    悪人について、火琳と炎玲を諭す鍠牙に思わず笑ってしまった。
    お前が言うな!と(笑)

    雷真を諭す炎玲は、王の素質もあると思った!
    あの空気を一気に均すとはすごい。
    蟲師の才能だけじゃなくて、王の素質もあると思ったわ。

    玲琳が子供たちが帰ってきて安堵し、号泣するところはほっこりした。
    玲琳も親になったのだなぁとしみじみとした。

  • え、新章?そんなにみんなヤンデレが好きか……(笑)。これ、マンガ化はちょっと気持ち悪そう。

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