日本で見られる現代アート傑作11 (小学館文庫 あ 50-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094071658

作品紹介・あらすじ

これだけは見ておきたい現代アート名作11 世界の美術愛好家がそれを見るだけのために来日する、日本に存在する世界的レベルの現代アートの名作11点とその施設を、北から南まで、現代アートの第一人者である著者(秋元雄史・東京藝大名誉教授)が徹底紹介。作品の魅力と制作背景、鑑賞のコツ、作家の横顔を、その場を実際に訪れる以上に詳細にガイドします。各施設の情報やアクセスガイドもついて、実際に訪れる際のガイドブックになると同時に、11の優れた作品の鑑賞解説を通し、現代アート一般の理解と鑑賞のコツが楽しく身につく1冊でもあります。巻末企画として、街中で誰でも気軽に見られるパブリックアートの名品を紹介する「パブリック現代アート逸品ミニガイド」も収録!〈紹介アーティスト(紹介作品設置場所)〉:安田侃(北海道美唄市)、ロン・ミュエク(青森県十和田市)、マーク・ロスコ(千葉県佐倉市)、三島喜美代(東京都大田区)、杉本博司(神奈川県小田原市)、レアンドロ・エルリッヒ(石川県金沢市)、ジェームズ・タレル(石川県金沢市)、内藤礼(香川県豊島)、ウォルター・デ・マリア(香川県直島)、イサム・ノグチ(香川県高松市)、アントニー・ゴームリー(大分県国東市) 【編集担当からのおすすめ情報】 現代アートを楽しむ知的好奇心を満たす1冊であると同時に、国内美術旅行の欲求にも応える一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 映画館で見る映画は「体験」だと思っているが、現代アートもやはり体験だ。何しろロケーションが重要で、展示されている場所によって印象が違った話などがそこかしこに出てくる。マニアックなものに着目する本とは違い、世界でもメインストリームの現代アートが日本で贅沢に見れるよということに主眼を置いている。大田区や佐倉で見られる三島喜美代さん、マークロスコさんの作品は全く知らなかった。

    たしかにイサムノグチは花崗岩(四国産地のものらしい)、安田侃は大理石。

  • 世界レベルの現代アートが日本で見られる。そんな作品を11選出して、その作品の制作背景と鑑賞ポイントを紹介。初心者にも優しく丁寧な解説は、実際の作品鑑賞をした者にも補完的なものとなる。

  • これはそれを表してますというものではなく、考えを述べていたのが….うーん、作者の考え全開でも良かったなぁ、参考にしたいし。

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著者プロフィール

東京藝術大学大学美術館館長・教授、金沢21世紀美術館特任館長、美術評論家。
1955年生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、1991年よりベネッセアートサイト直島のアートプロジェクトに関わる。2004年より地中美術館館長、ベネッセアートサイト直島・アーティスティックディレクターを兼務。「金沢アートプラットホーム2008」、「金沢・世界工芸トリエンナーレ」、「工芸未来派」等を開催。2007~2017年金沢21世紀美術館館長。2013~2015年東京藝術大学客員教授、2015年より東京藝術大学大学美術館館長・教授を兼務。2013~2017年秋田公立美術大学客員教授。2016年9月より女子美術大学芸術学部特別招聘教員。
著書に『日本列島「現代アート」を旅する』(小学館新書)、『工芸未来派 アート化する新しい工芸』(六耀社)がある。

「2017年 『おどろきの金沢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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