柳家小三治の落語 / 1〔小学館文庫〕 (小学館文庫 や 7-1)

著者 :
  • 小学館
3.68
  • (4)
  • (5)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 82
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082326

作品紹介・あらすじ

TBS「落語研究会」での名演が“読む落語”になって文庫化。十代・柳家小三治のおなじみの噺、「花見の仇討」「もう半分」「宿屋の富」「大山詣り」「三年目」「堪忍袋」「舟徳」「不動坊火焔」の8席を収載。口演に忠実な記述により、あたかも目の前で話してくれているような臨場感で、登場人物や情景が飛び出してくる。落語ブームが言われるなか、物語の面白さ、人物の魅力を徹底して追求する当代最高峰の至芸をご堪能いただきたい。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 初めての落語本なので他と比べようもないのだけれど、どの話しも面白く、すらすらと読めたと思う。特に、堪忍袋と不動坊火焔が好き。笑えた。

  • 昔の言葉やわかりにくい表現もあるが話の終わりに単語の説明等あり読みやすい
    本当に読んでみて面白いと感じた
    文でこれだけ面白いと感じさせるということは実際に聴いてみると相当に面白いのだと感じさせられた

  • 小三治さんの声色とリズムと雰囲気を、こういう風だったっけ、と想像しながら、文字を読むというよりこんな風に噺をやったのかな、と想像しながらそういう速さ、ツモリで読むと、なかなか面白いです。でもやっぱりライブにはどうしたって敵わないですが。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

噺家。本名・郡山剛蔵。1939年、東京生まれ。1959年、五代目柳家小さんに入門して、前座名・小たけ。初高座は『道具屋』。'63年、さん治で二ツ目、'69年、真打ち昇進、十代目柳家小三治を襲名。2010年に、落語協会会長に就任。1981年、芸術選奨文部大臣新人賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣賞、2005年、紫綬褒章受章、他。『百川』『小言念仏』『野ざらし』等、数多くの得意ネタを持つ。DVDブック『落語研究会 柳家小三治全集』他、CD、DVD多数。著書に、『柳家小三治の落語1~3』『ま・く・ら』『落語家論』他。

「2013年 『落語研究会 柳家小三治大全 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柳家小三治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×