柳家小三治の落語 / 3〔小学館文庫〕 (小学館文庫 や 7-3)

著者 : 柳家小三治

• 小学館 (2008年4月4日発売)

作品紹介・あらすじ

TBSテレビ「落語研究会」での名演を“読む落語”として文庫化。十代・柳家小三治の、「鹿政談」「芝浜」「三軒長屋」「蛙茶番」「死神」「御神酒徳利」「厩火事」「千両みかん」「小言幸兵衛」の9席を収載。人情噺から艶笑噺まで、練りに練られた話芸を、あたかも目の前で話してくれているような臨場感で再現。落語ブームが言われるなか、物語の面白さ、人物の魅力を徹底して追求する名人の至芸をご堪能いただきたい。シリーズ完結編。

感想・レビュー・書評

[tsukaken8810さんの感想 · 2024年3月8日]

落語を始めて文字で読んだ
小三治のリズムで、心地よく噺の世界観に入れた
あとで本を追いながら実際の音源を読んだら忠実に文字起こしされていて驚いた

著者プロフィール

噺家。本名・郡山剛蔵。1939年、東京生まれ。1959年、五代目柳家小さんに入門して、前座名・小たけ。初高座は『道具屋』。'63年、さん治で二ツ目、'69年、真打ち昇進、十代目柳家小三治を襲名。2010年に、落語協会会長に就任。1981年、芸術選奨文部大臣新人賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣賞、2005年、紫綬褒章受章、他。『百川』『小言念仏』『野ざらし』等、数多くの得意ネタを持つ。DVDブック『落語研究会 柳家小三治全集』他、CD、DVD多数。著書に、『柳家小三治の落語1～3』『ま・く・ら』『落語家論』他。

「2013年 『落語研究会 柳家小三治大全 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」