〔文庫版〕メタルカラーの時代15 町工場からノーベル賞まで (小学館文庫 や 1-15)
- 小学館 (2009年6月5日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094084009
作品紹介・あらすじ
日本はいまやノーベル賞大国だ。日本で生まれ育った科学者の中から2000年以降、物理学と化学の分野で7人が栄冠に輝いた。欧米人が真似できない発想力とは何か。分子の不揃い理論を解明した「不斉合成原理」の野依良治名古屋大学特別教授、実験の失敗から「タンパク質分析法」を発見した田中耕一東北大学名誉博士に徹底取材。そして、独創的なアイデアは研究機関に留まらず、民間企業で着実に育っている。「人工呼吸器」「巨大ペンチ」「カーボンシャフト」ほか、ヒット商品を生んだ16企業の英知が登場。ニッポンを浮上させるモノ作り魂を再発見せよ!
感想・レビュー・書評
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メタルカラーとはホワイトカラーやブルーカラーに対して,エンジニアを総称して呼ぶ造語である。日本のモノづくり現場では様々な技術・製品が生み出されているが,画期的な製品を生み出しながらも日の目に当たることの少なかったエンジニアは数多い。本書はノーベル賞受賞者との対談や,町工場にて独創的なアイデアで製品を開発したエンジニアとの対談などをまとめたインタビュー集である。モノづくり現場のエンジニアたちの生きた言葉から多くのことを学ぶことができる。本書はシリーズの最終巻であるが,是非第1巻から読んでほしい。
「先生と先輩がすすめる本」
(本学教員 推薦)
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