セカンドウィンド 1 (小学館文庫 か 24-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085037

感想・レビュー・書評

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  • 自転車に乗ることが好きな中学3年生の主人公が
    ロードバイクと出会い、「ロードレース」という競技に目覚めるストーリー。
    現時点で、3作目まで刊行されているようですが、
    1作目は、所謂"出会い"や"目覚め"のパートが描かれていると思います。


    主人公がロードバイクの楽しさにのめり込む姿や
    「自転車が楽しい」から「早く走りたい」「強くなりたい」と上を目指すべく姿に
    ぐいっと引き込まれる一方、
    展開の早さについていけない主人公の戸惑いに共感したり、
    読みながら、リアルタイムに状況を感じることが出来る本だと思います。

    周りに出てくる登場人物も、
    最初のインスピレーションの期待を裏切らないキャラクターで
    面白く読むことが出来ます。


    私自身も、小学生の時からずっと1つのスポーツ(正確には武道ですが。。)を、
    そこそこ気合を入れて続けていましたが
    本作品含む、スポーツ小説に出てくるような大人びた感じはなかったのですが、、
    外から見るとこんな風に見えるんでしょうかね。笑

    中学生なのに、考え方がやけに大人だな、
    ふけてるな、やさぐれてるな(これは言い過ぎかな。笑)
    …と思ってしまいます。


    自転車に乗って、さーーーっと走りたい。と思う1冊。

  • ロードバイクに魅せられた少年、洋の物語。中学生編。

    自転車の面白さは、たぶん乗っている人にしかわからないのだろうけれど、とても苦しそうで、幸せそうである。

    「相棒がいてくれるから、ひとりで戦えるのだ」

  • 漸く風は爽やかで、そんな陽光の日に、これはまた絵に描いたような青春スポーツ物語でした。登場人物も型通りで、予想されたことが予想されたように起こり、まあ飽きさせずにサクサクと読めて、長い通勤電車の中の時間もたせにはなったので、ちょっとオマケで☆はつけます。

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