- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094087246
作品紹介・あらすじ
夫が浮気?疑念が晴れない"あたし"の中に相手への殺意が芽生えて…(貫井徳郎『殺人は難しい』)。米国人教授が殺された。不自然な手の形はダイイングメッセージなのか?名作『冬のオペラ』のコンビが謎に挑む(北村薫『ビスケット』)。"怪盗X"が"探偵X"に謎解きを依頼。冬の天弓館で起きた殺人事件の犯人は?(米澤穂信『怪盗Xからの挑戦状』)。霧の夜に発生した煙草屋老女殺人事件。各所で目撃された、ゴーグルをかけた謎の男の正体は?(島田荘司『ゴーグル男の怪』)。NHKの番組から生まれたオリジナル文庫。四人の作家からあなたへの、挑戦状。
感想・レビュー・書評
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米澤穂信作品を目当てに読んだが、北村作品、貫井作品もそれぞれの作家らしい短篇で、とても楽しく読んだ。なんとなくおかしいなぁ・・・とミスリードされていく感覚がいいのだ。型にはめておいて、かつ自分らしさを出すというのはやはり手練れでなくてはできない。作家自身のミステリー愛が読者にしっかり伝わってくる。2012年の本。
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人気作家によるNHKミステリー番組原作集
夫が浮気? 疑念が晴れない“あたし”の中に相手を殺したい気持ちが芽生えて……(貫井徳郎『殺人は難しい』)。アメリカ人教授が殺害された。死体の不自然な手のかたちは、ダイイング・メッセージなのか? 名作『冬のオペラ』のコンビが謎に挑む(北村薫『ビスケット』)。“怪盗X”が“探偵X”に謎解きを依頼。冬の天弓館で起きた殺人事件の犯人は?(米澤穂信『怪盗Xからの挑戦状』)。霧の夜に発生した煙草や老女殺人事件。各所で目撃された、ゴーグルをかけた謎の男の目的は?(島田荘司『ゴーグル男の怪』)。
4人の人気作家によるNHKミステリー番組の原作が、オリジナル文庫で登場。それぞれの謎を、あなたは解き明かすことができるのか。 -
「怪盗Xからの挑戦状」収録
【初版発売日】2012年05月13日
【初版発行日】2012年05月13日
カバーデザイン:山田満明
NHKの番組「探偵Xからの挑戦状!」用に書き下ろされた短篇。
web公開日:2011年05月04日
放 送 日:2011年05月05日 -
貫井さんの軽い感じのミステリーが読みたくて購入。たまにはこういうのもいいかな。
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うっかり配役見ようと先に後ろを見ちゃったので
軽くネタバレも見ちゃった…
気楽に読むにはまあ楽しかった。
映像で見てみたかったな〜 -
立て続けに犯人探しをしてみて
名探偵に向いていないと、つくづく思う -
ブログで感想を見かけたので借りて見た。
面白かったので、1と2も読んで見たい -
NHKで放送されたドラマの小説化。
・殺人は難しい(貫井徳郎)
簡単にわかった。でも面白かった。
・ビスケット(北村薫)
本書が人気のあるのはこの短編が理由らしい。「冬のオペラ」の後日談だとか。
・怪盗Xからの挑戦状(米澤穂信)
私のお目当ては米澤穂信。拍子抜けのようなラスト、全然気がつかなかった。
。ゴーグル男の怪(島田荘司)
普通に犯人当てミステリー。
(図書館)