- Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094178616
作品紹介・あらすじ
仏の教えの核心『般若経』のエッセンスを262文字に集約した『般若心経』は、そのシンプルで強力なパワーで1300年の歴史を持つ大ベストセラーだ。「隅寺般若心経」は、その原型となった日本最古の経。仏教伝来時の感動を今に再現し、その魅力と秘密を現代遊行の実践者立松和平が読み解く。 ●文庫書き下ろし
感想・レビュー・書評
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”あらためて般若心経を覚えたくて読んだ。解説もわかりやすいが、巻末の問答集が理解を深めることに貢献している(なぜさまざまな経題があるのか等)
本書が元にしているのは隅寺(現・奈良 海龍王寺)で書写され、現存する文書。書影も味があってありがたみが増す。
<読書メモ>
・五蘊…この世を成り立たせる5つの要素。色=物質的構成要素、受=人の感受作用、想=表象作用、行=意思作用、識=識別作用。
・菩提薩た…サンスクリット語のボーディサックの音訳。仏のこのうえないさとりを求めて修行する人。自分の修行をする自利、他人を救済する利他、この二つの修行をする人。略して菩薩。
・造経された一巻は(略)二十五紙ないし三十紙を一巻としていました。(中略)
経文自体にもっとも呪術的霊力があるとされ、一巻のなかにこの経文が多ければ多いほど、効力が強くなると考えられたのです。”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
隅寺心経は素晴らしいが、
立松和平の心経理解は通俗的、処世的。 -
持ってるだけの本になってるorz
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初版本 確保