武蔵とイチロー (小学館文庫 Y た- 13-1)

著者 :
  • 小学館
3.47
  • (2)
  • (4)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094182316

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中心軸と脱力がすべて。

  • 武道家でもある著者が宮本武蔵とイチローに共通項を見出し、現代人に必要な身体の使い方を述べた本。
    宮本武蔵の肖像画から武蔵の身体の使い方を見抜き、イチローの立ち振る舞いに通じるものがあると述べる著者の着眼点は興味深く、脱力とセンターを意識するという考え方はいろいろな場面に適用できるのではないかと感じた。

  • 武蔵…イチロー…高岡英夫…ぬた~ん

  • ホームページに感想を書きました。
    「イチローは宮本武蔵の生まれ変わりだった!?」
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage063.htm

  • スポーツ観戦が好きな方は一連の著書を是非。
    今までと別の視点から楽しめます。

    バッティングは要するに来た球をを打ち返すだけの単純な運動ですが、それを極限まで突き詰めると達人の境地までたどり着く。
    どんなことにも当てはまる真実だと思います。

  • ほんとうの宮本武蔵はどんな人物だったのか?武蔵の『五輪書』と肖像画を徹底的に分析し、その身体能力に迫った。見えてきたのは、逞しく気合に満ちた姿ではなく、『五輪書』の一文「水を手本とし、心を水のようにするのである」というように、ゆるんで脱力したまったく新しい武蔵像だった。それはイチローをはじめとした現代のトップアスリートに通じる、共通の秘密なのだ。武蔵は三五〇余年前にイチローのバッティングを予言していたのである。この二人の天才的身体運動家を通して、私たち現代人が失ったものが何か、明白に見えてくる。




    つきつめればどこか大きなものにたどりつく。。。
    ということはあるでしょうね。
    確実にこれを意識してできたものでなくても、結果これに類するようになった。というのはよくある話。
    ただ、体の使い方など勉強になりますね♪

  • (2002/12)

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

運動科学者、高度能力学者、「ゆる」開発者。運動科学総合研究所所長、NPO法人日本ゆる協会理事長。東京大学卒業後、同大学院教育学研究科を修了。東大大学院時代に西洋科学と東洋哲学を統合した「運動科学」を創始し、人間の高度能力と身体意識の研究にたずさわる。オリンピック選手、企業経営者、芸術家などを指導しながら、年齢・性別を問わず幅広い人々の身体・脳機能を高める「ゆる体操」をはじめ「身体意識開発法」「総合呼吸法」「ゆるケアサイズ」など多くの「YURUPRACTICE(ゆるプラクティス)」を開発。多くの人々に支持されている。東日本大震災後は復興支援のため、ゆる体操プロジェクトを指揮し、自らも被災地で指導に取り組む。 著書は、『肩甲骨が立てば、パフォーマンスは上がる!』『キレッキレ股関節でパフォーマンスは上がる!』『高岡式超最強の疲労回復法』(小社)、『究極の身体』(講談社)、『サッカー球軸トレーニング 日本サッカー本気で世界一になれる計画』(世界文化社)、『脳と体の疲れを取って健康になる決定版 ゆる体操』(PHP研究所)など、100冊を超える。

「2022年 『内転筋軸トレーニングで、パフォーマンスが上がる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高岡英夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×