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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094510119
感想・レビュー・書評
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朝起きたら携帯電話になってしまった「俺」が淡々と日常を過ごす話かと思ったら、魔術師が登場したり戦ったりと意外とファンタジーな話だった。
どこを目指しているのかよく分からない話。かろうじて言うのならば木村心一「これはゾンビですか?」に近いか。主義主張はなく、キャラクターと設定でなぜか読ませようとする。その読ませるという意味も、素晴らしいから読んでしまうということではなく、なぜか読んでしまうという方。どこが魅力なのだろうか。謎。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カフカの「変身」をところどころに臭わせる作品です。
擬人化の反対はなんて言うのでしょうか。
擬物化とか?
モノになってしまって生活体験したことを説明するのに、細かく表現しようと冗長な文章になってしまったのは致し方ないかもしれないが、読む方にとっては、パワーが必要と感じた。
魔術師同士の争いが焦点となる後半の方が、テンポ良く読めた。