七歳美郁と虚構の王 (ガガガ文庫 く 1-1)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094510898

作品紹介・あらすじ

1999年末に起こった世界同時多発テロ"拡大人的破壊"。破壊を実行した男の名は外木場外郎。そして彼を告発した、"救済の女王"九重白雪。事件から数年、九重探偵事務所の所長代理・今近衛久遠のもとに、白雪からの葉書が届く。「世界で二番目に強い刺客を送ってみました-」遣わされてきた男の狙いはひとりの少女・七歳美郁だった。彼女を護るため、久遠は自らに与えられた力を解放する。それは世界最強を謳われた男をこの世に召喚する"プログラム"だった!第2回小学館ライトノベル大賞・佳作受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 本編3巻、過去編の「…1999」1巻の既刊4冊。本編を締めないまま過去編の後書きで、これで一応の区切りと言っている。残念。美郁の抗いがこれから続くというのに。でも、4冊だけでも心が震える〆かたで良かった。特に実質最終巻の過去編ラストの演説は、伝えている感動的な言葉とその裏にある背徳の計略と、そこに込められた作者のメッセージにうたれた。
    ライトノベルにしては登場人物の平均年齢が高め(といっても20代前後か)で、少しハードボイルド的な味わい。私立探偵だし。

    美郁の品のある毒舌が良い。

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