時間商人 不老不死、二度売ります (ガガガ文庫) (ガガガ文庫 み 1-5)
- 小学館 (2009年2月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094511192
作品紹介・あらすじ
不老不死を必要とする者の前に、時間商人の助手は白猫を連れて現れる。世界的な経営者の長山豪介、献身的な新薬開発者の佐原修、姿をみせない公園の何者か。それぞれの理由から死を遅らせたいと願う彼らに提示される、時間商人トキタの契約。寿命か金銭を支払えば、トキタは特別な10年間を提供する。それは老いず、怪我や病気が進行せず、絶対に死なない「期間限定の不老不死」。トキタの店に足を踏み入れた人々は、数奇な運命に導かれていく-。
感想・レビュー・書評
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お金を払うか、時間を払うか。
それによって不老不死が得られる商売。
最初がなければ、短編集だろうかと思った事かと。
回を重ねて行けば、そうではない事に気がつきますが。
最後の最後で、ようやくの一言で
人間関係のピースが当てはまりました。
誰が軸なのか、何が軸なのか。
後者ならば確実に答えられますが
人となると…どうでしょう?w
面白かった、というよりは、なるほど、という読後感。
気になるのは、たこ焼きさんとサックスさんは
関係を崩せたか、という事くらい?w詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後のまとめ方が一巻目よりも好きです。結果的に人が救われる感じに終わったのでほっとできます。
ただ、実は亀が顧客だったのはいいけどそこまでのエピソードは関連性があまりない感じがして物足りなかった。
それと、筆者のくだりにもう少し内容があればいいなと。 -
悲しい話なのですが、いつまでもグズグズするような後味の悪い物ではないのが不思議。
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結構すきなんだけどねー
前巻同様にショートショートの内容が最後の章でまとまるタイプ
今回のつながりは癌治療かなと思ってたかど、… -
未読ー