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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094511505
作品紹介・あらすじ
堂坂音羽と春日井小夜歌はヒトを殺した。小夜歌を虐める継母を、協力して殺めた。完全犯罪は果たされ、わたしたちは愛を謳歌できるはずだった。しかしある日、摩弥京也と名乗る男が現れ事件について嗅ぎまわる。疑惑の目を逸らそうと画策するふたり。けれどじわじわと追い詰められるわたしたち-「音羽姉ぇ、あの人、殺そうよ」。意見は食いちがい、ぶつかりあう。そして自由を脅かす存在は、わたしたちの近くにもいた…。地獄へ向かう階段を転げ落ちていく、少女たちの物語。
感想・レビュー・書評
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京也が憎い。
彼さえいなければ二人は幸せになれたかもしれないのに。
気が弱くて優しかった小夜歌をあそこまで追い詰めるなんて、人が人を殺すって相当のプレッシャーになるんだな、と思った。
「人を殺して幸せになれるのか?」彼女たちの場合は幸せになれなかった。
最後、京也はヴェルツェーニとしての側面も持ちながら、生きていくことになったのだろうか?
小夜歌のその後は多少ご都合主義が過ぎるのではないだろうか?
これで完結では少しモヤモヤが残る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回はいちゃいちゃが足りない。どろどろ愛憎劇、お昼のフジテレビドラマ見てるようでした。
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