- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094511833
作品紹介・あらすじ
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の"調停官"であるわたしのお仕事。そしてこの仕事に就く前、多くの時間を過ごしたのが"学舎"と呼ばれる人類最後の教育機関です。寄宿舎で出会った友人たち。RYOBO230r。秘密の倶楽部・のばら会。感傷に浸るにはまだ早いのに、なぜ思い出すの…?里に現れた侵略者!奮還チームを組んで地下に潜ったわたしたち-死亡!?ピロリロリンでCONTINUE。
感想・レビュー・書評
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こどもっていいね!
なぜか分からないけど感動がある…妖精さんが優しいから?
でも妖精さんってゴブリンなんだ…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」は、主人公の少女が学舎で学んでいたころの物語です。学舎に入るのが遅かったためにいじめの被害に遭うことになった彼女でしたが、意外なふてぶてしさを見せてくれます。オチといい、なかなかブラックなテイストが利いています。
「妖精さんたちの、いちにちいちじかん」は、ゲームをパロディ化した話です。ゲーム関係のさまざまなネタが詰め込まれています。 -
今回は少女小説とゲームのかなりわかりやすいパロディ
少女小説の方はまだともかくゲームのほうは適当過ぎであるが
むしろ逆か
こういう話ばかりかかないで一般受けする話をかけば直木賞くらいとれるのに(キリッ)
と思うが書きたいものを書いているだけなのだから仕方がない -
[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
やはりレトロゲームネタは元ネタを知っていると面白い。まあ、若干は知らない元ネタも存在していたが、それにしても助手さんはモテたかったのだろうか。
人類が衰退している中でベビーブームが発生するのは良いことなのだろうか。
「わたし」と「おじいさん」が食べていたキノコはしっかりと効果を発揮するのだろうか。老衰の場合は復活したらすぐに死んでしまうのだろうか。
前半の学生時代は悪友「Y」と出会い、色々とありながらも成長してく様子が書かれていたな。転校当初の「わたし」は今よりもコミュニケーションが苦手だったことがよくわかった。 -
人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)
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978-4-09-451183-3 312p 2010・1・24 初版1刷
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7月22日読了。図書館。
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今回も2本立て。
ひとつ、学園に入った頃。
ひとつ、『人生』がゲームになった事。
人見知りに、人と話すのが苦手となれば
こうなるのかも…な状態。
ここまできれいに一人で立っているふりができるのも
ある種強さではあるかと思われます。
張りぼてもの、ですが。
でも確かにこういう状態に置いて、基本的には
そういう落ちはよくあるパターン。
むしろそっちではなく、拾った本について
それ以上何も起こらなかった事に驚きです。
てっきり乗りこまれブラフ? と思ったのですが。
そして突如としてゲーム化する村。
いや…これ色々混ざってますね? と
ゲームをした人ならば、激しく突っ込めます。
落ちものゲームに、グミの消えもの。
ついでに昔懐かしの発射(?)ゲームまで。
最後はRPGで終わるのかと思いきや…。
まさかの落ちはそこですか! でしたし。
という事は、ぴろりろりん♪ は好感度…。