- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094513851
作品紹介・あらすじ
所有した人間に悪役の能力を貸し与える"絵本"『ワーストエンド・シリーズ』。そのうちの一冊『赤ずきん』の読み手となった兼亮は、蒼い目の少女・月夜たちと共に町に散らばった絵本の回収にあたる-。クラスメイトの萩原きいろが卵を産む姿を目撃した兼亮は、彼女が借りている絵本『金の卵を産むガチョウ』の返却を持ちかける。しかしそこには、月夜を狙った敵の罠があった。次々と現れる読み手たちの強襲に惨敗を喫したうえ、月夜をさらわれるという最悪の事態に、兼亮はもう一人の仲間『かちかち山』の読み手と接触を試みるが…。
感想・レビュー・書評
-
自分を肯定できるようになる物語はそれだけでおもしろい
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん、複雑になってきた。確かにカードの出所は疑問に思ってたw ヴィランズの本一冊につき一冊分のストーリーじゃ終わらない気がしたけど、こうやって一度に何人か出てくれるなら、大丈夫かな。りあえず次刊も楽しみに待ってます(笑)
-
能力バトル物・・・なんだろうけど、この独特の形容しづらい雰囲気はこの作品でしか味わえないだろう。
-
最低な結末ばかりが語られた絵本
「ワーストエンド・シリーズ」
それに魅せられた者達の物語
者達と言っても、殆ど高校生っぽい
そんなことや、どうやってワーストエンドシリーズが
世に散らばってしまったのか?
その片鱗が見える回
今回は、話のテンポがあまりよくなくて
なんだろう、冗長的なんだろうか
つっかえつっかえ読み進めた
どうしても受け入れ難い、
ウケ狙いの萌えポイントが多出したし…
こういう要素ってなければいけないのかな…?
あ、あとがきのコーナーは良かったです←
各々の能力設定が意外と普通じゃなくて面白かった。
ちょっとネタバレになるかもだけど
青髭の能力が「武器を造り出すこと」
だったらやはり、フツーだなぁと思っただろう
絵本能力者が全然本を返してくれなくて
どうなるんだろうなぁ…と少し心配
最終的に絵本の能力自体がパーンと消えて
ただの絵本になりました、てオチかも知れない -
待望の千鳥回! まだ2巻だけども、ちょう待望してた! ダークヒーローぽかったりとか伝奇ぽくもあったりとか、雰囲気的には他にもありそうだけども、この読み味と読後感は他ではそうそう味わえない気がする。巻末コーナー、スケベなヴィランズも最高でしたw あと、千鳥も凄かったけど、新キャラも凄かった。特に萩原きいろ。カミツキレイニーさんは天才か、そうでなければきちg