寄生彼女サナ 5 (ガガガ文庫 す 4-5)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094514179

作品紹介・あらすじ

キセイ系ラブコメ、堂々完結!!

ある日突然唐人のお腹の中に寄生することになった、謎の生命体・サナ。

雪山騒動のあと、サナの友人であり、パラシスタンスでもある櫂実が唐人に告白をし、それにショックを受けたサナは行方をくらませてしまっていた……。

そんな中、唐人達の学校にとうとう「災厄」が現れる。人間に媚びへつらった罪として、サナを捕らえていた「災厄」に唐人たちキセイ部の面々が立ち向かう。そして、業を煮やしたレストアが、とうとうシンギュラリティを引き起こす。
すれ違いを繰り返す唐人とサナに、果たして世界を救うことはできるのか。
サナ達パラシスタンスの存在や、唐人の過去、全てがここで明かされる。

角川書店・コンプエースにて、コミカライズも好評連載中の「キセイ系ラブコメ」が堂々完結!
大人気イラストレーター瑠奈璃亜のイラストも冴え渡る!

感想・レビュー・書評

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  •  完結。某国国家元首ネタには最後まで笑わせてもらった。最終刊だが遊びは忘れない構成となっていた。日本住血吸虫についてはもっと掘り下げるところがあった気もするが必要になる分量が微妙なところ。
     丈児がアホかと思ったら熱かった。いや、登場人物全員熱い話だった。
     この物語は寄生虫に関するアカデミックな薀蓄を盛ってネタにするよりも、みんなで寄生し合って共生していくのが生きるってことみたいなことを言いたかったんだろうな。だからこそ宿主を死に至らしめる寄生虫については言及するべきだったと思う。鉄砲玉で終わらせて良かったのか?
     そういう疑問は残ったものの、物語としては面白く楽しめたシリーズだった。

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