- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094514599
感想・レビュー・書評
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相変わらず煮え切らない清顕だけど、彼の“黒うさぎ”っぷりを見れば、2人同時に愛することだってできるんじゃないか、と思わなくもない(そういう話ではない)。予想だにしない7人の振り回され方に、続きが楽しみでしょうがない。ところで、ミオの描写がここまで辛いものとは思わなかった。
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前巻でのミオを巡る衝撃の展開の後、今巻ではいよいよ飛空士として清顕達がウラノスと空戦をする展開だった。
なんというか実に「とある飛空士シリーズ」らしい空戦描写の数々で、ああ、このシリーズを読んでいるんだなあという感慨に浸れた。
ただ、この巻で初めて登場した飛空士が多く、エリアドールの7人以外への思い入れはもう一つなので、空戦場面のドキドキ感はそれほど上がらなかったかな。
空戦場面以外では、酒盛りの場面が印象的(笑)
おんぶをせがむイリアって(爆)
でも、二人でミオのことを語り合う場面は心に来た。
本巻は、終盤までミオの登場もなく、ライナの暗躍もなく、物語的にはある意味平坦な道を突き進むような感じで、次への繋ぎの巻という印象。
ただ、ラストのライナのくだりあたりからはドキドキ感が増した。
え? ここでまたライナの正体がばれるの? ちょっと早すぎない?と思ったら、あの展開。
そしてウラノスに去ったミオはついに恋歌のあの人と繋がった。
さて、これから物語はさらにシリーズ全体に広がって行きそうな予感。
それとともに、バラバラになってしまったエリアドールの仲間達が、いつか再び一堂に会することがあると信じて、続きを読みたい。 -
レビューは6巻
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飛空士シリーズはなんだかんだと主人公がエースパイロットなこともあって、死をある程度感動的なものとして書いてきたことが多かったが、今作はシリーズ中でも戦場の自然な死というものがよく表現されていたのではないかと思う。
いよいよ本筋の話が大きく動き出したなあというところで開始当初から予告されていた他作品とのリンクもお目見え、人間関係もより複雑になってますます群像劇の様相を呈してきたのが楽しみだ。 -
中盤の空戦のシーンが分かりづらく読みにくかったから正直読むモチベーションが低下していってたんだけど…。
ラスト、ね。
うわー。うわー。
ここでこう繋がるかー。
いやほんと、鳥肌が立ちました。
下がっていたモチベーションも急上昇。
続きが早く読みたい!!
あ、あと相変わらずバルタはいいツンデレでした。 -
予定通りの進行かな…と。この先へ向けての繋ぎのような巻でした、無理に前シリーズとの関連はいらないような?
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まさかのあの人が再登場してびっくりした。ここでも重要人物か