コップクラフト4 DRAGNET MIRAGE RELOADED  (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館
3.80
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本棚登録 : 198
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094514711

作品紹介・あらすじ

3年ぶりに彼らが夢の街に帰ってきた!

突如発生した異空間ゲートにより、異世界とつながってしまった都市・サンテレサ。そこで日夜特殊な犯罪を捜査する敏腕刑事・マトバと異世界からやってきた美少女剣士・ティラナ。
ある日2人はゲートの向こうにある世界・セマーニから密輸品が持ち込まれるというタレコミを受け、密輸業者を待ち伏せることに。銃撃戦の末、密輸品の回収に成功する。しかし密輸業者を取り逃がしてしまったことで、2人はケンカを始める。そのうちマトバは明日も続く捜査のため早々に寝てしまい、ティラナは押収品の仕分け作業を続ける。翌朝、マトバが目覚めると半裸のティラナがベッドの中に潜り込んできて、猫のように、いきなり彼の体をなめながらまとわりついてきた。あまりのことに慌てたマトバは「なんかの病気か? 寝てろ」と言い残しさっさと出勤してしまう。いったいティラナの身に何が起こったのか? そしてそんなティラナを目の当たりにしたマトバは!? そこには昨日の事件が大きく絡んでいた……。
硝煙と魔法が入り乱れる「夢の街」を舞台に、敏腕刑事と美少女剣士コンビが奔走する、全ライトノベルファン必読のポリスアクションシリーズ、3年ぶりの第4弾!

感想・レビュー・書評

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  • セマーニ人の剣の達人ティラナは自称17歳だが、外見は12歳で、堅物純朴な刑事。相棒のケイ・マトバに惹かれながらも口争いばかりしている。そのティラナが魔法で猫のクロイと心が入れ替わってしまう。そのハチャメチャ大騒動が楽しいが、まああんまり刑事物ぽくはなかったね。オニールたちにいじくられるティラナがちょろくて可愛い。

  • ヒロインと猫が入れ替わるお話が面白かったです
    中に猫が入るだけでこんなに面白いとは思いませんでした
    擬人化とは違うんですよねこういうの
    服の脱ぎ方が分からず着衣で排尿するページは衝撃でした
    そして反りの合わない刑事に猫甘えするページは萌えでした
    いいぞもっとやれと内なる4人の米系視聴者が叫んでいました
    元に戻ったことに気づかず猫に泣きながら謝る女性同僚のオチも笑ってしまいました
    本気で泣いているんですもの
    もうセマーニ人とかの設定は忘れました
    ハリポタみたいなの目指しているのか知れませんが、なんかついていけませんでしたね

  • 軽快な書き口でとても読みやすい。

  • 5巻が出たので4巻を読む
    毎回変わらずとってもありがちな筋書きを
    さらりと読ませるさすがの技術
    毎回おんなじ感想だが
    この作品と作者に求められているのはそれであり
    それを常に十分満たしているのがえらい

  • 久しぶりに読むシリーズだったから記憶が曖昧なところはあったけど、こんなにドタバタコメディみたいな話だったっけ?と思っていたら、今回はそういう話だったということがあとがきで分かって一安心。このシリーズのハードボイルドな雰囲気が好きだから、次巻はもっと重めの話が読みたい。
    とは言え、世界観や魅力的な登場人物達、読みやすさ等々、質の高いラノベだと思う。普通の翻訳された文章は少し読みにくいけど、この翻訳"風"の文章は読みやすくて好きだな…笑

  • コーヒーブレイク本。

    アメリカで第4シーズンまで放映され好評を博したドラマのノベライズを翻訳したと云う設定で執筆されたSFポリスノベルの第4巻(2014/03/23発行、617E)。

    第4巻では、サブキャラクターに視点をおいたストーリーになっているため、メインキャストのマトバとティラナの活躍(?)が、やや控えめとなっています。 内容もコメディーになっていますので、ハードボイル感が薄れているのは残念でした。

    とは云え、若干残念なところはありますが、面白い作品には違いないと思います。

  • EP.05『SMELLS LIKE TOON SPIRIT 猫の手も借りたい』と、おまけ2編。

    本編は、サブタイトル通り、コメディチックな話でした。
    ちょっと文章がおかしい所があって残念。
    おまけ1はゴドノフの話。
    おまけ2は、オニール達がティラナに質問する話。
    ティラナに可愛い(そしてちょっとSっぽい?)妹が居ると聞いて、オニールとボブが興奮しまくるw
    ロリに目覚めそうに、と言うかオニールはどちらかと言うと美人姉妹での金儲け優先か。
    ケニーが意外にも良識的な発言を。

  • 後書きにもある通り、ゆるい感じで気楽に読めるコップクラフトでした。

  • あとがきのネタが一番面白かったり。

    ドタバタ中心でこれはこれでありかな、と。

    一応ドタバタしてるヒロインをよそに主人公がちゃんと刑事として捜査して解決したのがさすがに有能だのぉ、と。

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著者プロフィール

東京都出身。小説家。代表作は「フルメタル・パニック!」(通称「フルメタ」)。また、「フルメタ」の十数年後を描くスピンアウト作品「フルメタル・パニック! アナザー」の原案・監修も担当。そのほか、アニメのシリーズ構成、脚本なども手がけている。

「2016年 『甘城ブリリアントパーク8 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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