魔法医師(メディサン・ドゥ・マージ)の診療記録 (ガガガ文庫)

  • 小学館
3.20
  • (2)
  • (0)
  • (7)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 45
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094515695

作品紹介・あらすじ

今はもう忘れられた、魔法医師の物語――。

太古の昔、医術と魔術とは、同一のものであった。
今や人類は、かつて魔術と医術とが一つであったことをすっかりと忘れてしまっていた。しかし、この世には未だ医術のみで癒せぬ病が存在する。
それは、伝承の中で、吸血鬼、狼男、食人鬼などと語られる化け物の類い、魔術を用いねば癒せぬ病――すなわち〈妖病〉が。故に古代の知恵、魔術と医術とが一体となった知恵を、未だ脈々と伝え続ける者たちがいる。

すなわち――〈魔法医師〉が。

魔法医師の少女・クリミアは自身が幼い頃に行った魔法医術の影響で、重大な妖病を患った幼なじみのヴィクターを治療するため、共に旅を続けていた。その目的は、ヴィクターの病を治せるだけの力をもった霊石《ガマエ》を集めること。

その旅の中で、二人は数多の病人を治療していく。
ときに魔法医師を異端と迫害する教会と戦いながら。
ときに病人を魔物と称する人々と戦いながら。
そして、病そのものと、戦いながら――。

『王子降臨』『楽園追放 mission.0』などで活躍中の手代木正太郎が奇妙で流麗な筆致を踊らせた最新作。
イラストは、気鋭のイラストレーター・ニリツ!!


【編集担当からのおすすめ情報】
2014年に公開された、大ヒット映画『楽園追放』のノベライズを担当し、オリジナル前日譚を執筆。
あの虚淵玄氏をして、アンジェラに同情をさせた、その前日譚『楽園追放 mission.0』も好評発売中です!!

著者の第7回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作『王子降臨』(全2巻完結)も要チェック。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 途中で断念。
    なんか全体的に軽い。入り込めない

  • 患者に治療を諦めない意思があれば望みは繋げられる、という設定を、クドクドと独自の魔術体系で説明しているのは面白い。その割にはモブがバッタバッタとやられていくから、命の尊さとかそういうのは作者にはどうでもいいんだろう。ガガガだけあって容赦ないバトルシーン。

全2件中 1 - 2件を表示

手代木正太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×