- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094517095
作品紹介・あらすじ
強キャラの弟子ができました。
教室での一件を受けて、まさかの師弟関係と相成った俺とたまちゃん。
表情、姿勢、喋り方。
俺は師匠として、自分が『リア充』になるために重ねてきた努力とノウハウを、たまちゃんに伝えていく……が。
ここで問題が発生する。意外というかなんというか、たまちゃんは普通に“強キャラ”だったのだ。
ていうかむしろ、俺より強い可能性すらある。あれ? 師匠ってなんだっけ?
俺がやってきたやり方では、たまちゃんを変えることはできない。じゃあ、俺にできることって一体?
そんなとき、協力を買って出てくれたのは……意外な人物だった。
「――なにやら、お困りの様子かな?」
強力な仲間を得た俺たちは、一つのゴールへと、少しづつ進んでいく。
パーティを組めば、戦い方が変わる。戦い方が変われば、いままで倒せなかった敵だって、倒せるようになる。
それに俺だって、少しは役に立つようになってきた……はずだからな!
――『みみみを悲しませない』。
そんな、なによりも大切な目的に、辿り着いてみせる。
大切な目的のためなら、自分を変えてでも正面から戦う。
そのやり方はきっと、誰かさんに教えてもらったことなのだ。
――大人気人生攻略ラブコメ、待望の第5弾!
感想・レビュー・書評
-
たまちゃん、そして菊池さん! とても怖い結末。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は女王紺野に睨まれたたまちゃんを救うためにジタバタする回。妖精菊池さんがなんと皆に紹介されてしまい、おいしい場面のはずなのに、いつものおかしな描写は少なめで残念です。そして菊池さんの時の妖精表現とは真逆の魔王表現、具現者の日南が今回、真の姿を見せつけてくれました。
あ、だらけ星人、ぐみちゃんは好きなのでこれからもちょいちょい出てきて欲しいなぁ。
水沢と友崎とみみみと日南と菊池さんの、攻略じゃない恋バナ読みたいです。 -
たまちゃんさんと菊池さんの会話が印象的で良かった。今回日南さんの新たな一面のようなものを見れた気がするが可愛いやカッコイい場面もみたいと思った。
-
菊池さんが尊い。
それは絶対的であると同時に相対的でもあると確認することのできた巻だった。 -
たまちゃんの強い意思を感じられました。そして日南葵の新たな恐怖も感じられました・・・。
-
クライマックスであろう、一文で頭が真っ白になり、涙があふれた巻です。比較的苦しい巻ですが、その分、読み終えた時の感動はひとしおで、本を閉じてから放心してしまいました。
さらに伏線というか、キャラクターに寄り添った物語であり、それが感動にも、今後の展開にも期待をしてしまいます。転換とも言えそうな5巻でした。大満足です。