友人キャラは大変ですか? (7) (ガガガ文庫 た 7-8)

著者 :
  • 小学館
3.29
  • (0)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 31
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094517958

作品紹介・あらすじ

VS魔神編、クライマックス!

連絡の途絶えたシズマを追って、異界に突入することになった火乃森龍牙と仲間たち。

もちろん、友人キャラの俺も同道している。
なんてったって、シズマは俺の息子(育ての意味での)。普通に心配なのだ。

異界の意外な姿に驚くのも束の間、俺たちはキュウキ陣営の襲撃を受ける。

ええい、ここが正念場だ!
第三部以降ややこしくなっちまったが、元凶のキュウキをぶっとばせば龍牙の異能バトルストーリーはめでたく終了、俺の本来の居場所(日常パート)も取り戻せるって寸法よ!

コミカライズも決定した大人気名助演ラブコメ、佳境を迎える第7弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いつか別冊で見逃したシーン特集やって欲しいわ。

  •  まさかの浦島太郎状態に陥る小林が楽しめる7巻である。
     本編ではようやく四凶編が完結し、主人公勢がほっと一息つく間もなくソロモンの後継者が襲撃を加える結末が描かれている。どこまで進む気なんだこのシリーズ。

     この巻で実験的に採られている、主人公を浦島太郎状態にする手法はなかなか目新しかった。
     本編のストーリーとは離れた場所(異界)に小林一郎が居ることで、彼も読者も火乃森龍牙たちのストーリーがサッパリ追えない。
     気づかぬうちに主要キャラ同士の関係が変化したりして、友人キャラ的に目撃できないことを歯噛みする展開はなかなか面白い手法である。
     ただ、実際的にはわりと真面目に読者も浦島太郎状態になる面はあるので、ちょっと扱いは難しそうではあるが。

     シユウ、キュウキを打ち破ってもまだまだ物語は続いていく。
     小林が日常パートで出張る友人キャラに戻る日が来るのかははなはだ謎であるが、それはさておきこの巻は星四つ半相当と評価したい。

全2件中 1 - 2件を表示

伊達康の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×