悪い魔法使いはいりませんか? (小学館ルルル文庫 や 1-1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 51
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521665

作品紹介・あらすじ

「王子が十八歳になったら呪いをかける!」-悪の魔法使いが、王家に残した予告の年、弟子のスイハはその役目を押しつけられてしまう。師匠の面子のため、使い魔のフクロウと王宮へ向かったスイハだが、王子の居場所はなんとハレムの中!しかも、すでに呪いをかけられていて!?魔具によって捕らわれたスイハは王子に絶対服従の上、呪いを解く協力をさせられることに。初めは師匠の敵と思っていた王子だけど…。

感想・レビュー・書評

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  • もう少し砂漠の雰囲気を味わいたかったのですが、主人公とヒーローのふたりが、徐々にお互いにひかれあっていくのがとてもかわいかった。
    昼間は◯で夜間は◯、どちらの姿でもかっこいい、っていうのは卑怯だなー……。
    物語のはじまりのきっかけも、興味をひくものでした。

  • 第3回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門 奨励賞受賞作。
    ターゲットとされている中高生が、とても好きそうな作品です。

    主人公が、自分の師匠の代りに王子に呪いをかけに行ってみたら、王子はすでに呪われていた。主人公は王子に捕まり、呪いを解くことに協力させられて……、という話です。
    呪いをかけた犯人は、あっさりわかってしまいます。
    が、ラスト直前の怒濤の展開は面白く、かなり満足することができました。

  • 悪の魔法使いアルグルの弟子スイハが、師匠が昔に予告した呪いをかけに王宮に向かうと、すでに王子は別の人間に別の呪いをかけられていますが、この呪いが夜は女性になるというもの。
    うーん、身体が昼は男、夜は女ってのは、実生活においてもトイレとか風呂とか、なんか非常に大変なのでは?なんて、現実的なところは一切かかれてませんが、気になっちゃいました。

    王子シャヤールにつかまって、呪いを解く手伝いをさせられることになったスイハが、だんだん王子に惹かれて、その呪いを解くって話になってるんですけど、スイハの横にいるフクロウ、リシーがかわいい(^.^)

    話的には、アルグルの出自が分かったり、アルグルが王宮を辞した理由とか、ミルフシャムスのその後など、呪いをかけた犯人を捜しだしたあとの方が面白かったかな。
    間がちょっと中だるみしましたが、なかなか楽しめました。

  • 購入日:2010/11/29
    読了日:2010/12/01

    絵目的だったんだけれど、読んでみると面白かった。
    絵のせいかも知れないけれど。

    表紙を見たとき、悪い魔法使いが男の方で、女の子はお姫様だと思った。
    普通そう思うよ。
    でも、実は、悪名高い魔法使いの弟子の女の子が、面倒くさがりな師匠の代理で王子に呪いをかけに行ったら既に何者かによって呪いにかけれれていた…という話だったという。
    予想外にも、ギャグタッチのストーリーで面白かった。
    最後の方、かなりあっさり大団円で表紙抜けだったけれど。
    王宮に戻るなんて…あっさりしすぎ。
    猫サイズになった魔獣が可愛かった。

    続きとか出るのかな。
    絵も含めて楽しみ。

  • 第3回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門<奨励賞>受賞作。
    テンポが早く、勢いのある作品。

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