幽霊伯爵の花嫁 -闇黒の魔女と終焉の歌- (小学館ルルル文庫 み 4-7)
- 小学館 (2013年2月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094522488
作品紹介・あらすじ
サアラの妊娠を喜ぶコルドン家に、魔女と呼ばれる悪霊復活の報せが!ひとり対処に向かったジェイクは隠されたある事実に気づくも、追ってきたサアラを魔女の生贄に要求されて!?様々な思惑が錯綜する中、鉄壁の無表情で心を隠すジェイクにサアラの不満は募り…?「愛しい旦那様は、自分の手で繋ぎ止めなければなりません」-悩める息子と他家の墓守親子も巻き込んで、高らかに愛を謳歌する最強花嫁物語、堂々の最終巻。
感想・レビュー・書評
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完結
大団円のハッピーエンド
ぼっちのまま幽霊になったかたがたがグギギとかなってないか心配というか
昇天の条件はなんなのだ
死んだら外見融通無碍の永久不病不老不死で精神成長も成せるなら
全人類適当なところで死んだ方が良いのでは
不穏だけど肉食ならぬ捕食系女子のかたがたはやりかねない
次回作も楽しみ -
最終巻ということでだろうか、登場人物全員が暴走気味。
特に、ジェイクがいつもの鉄面皮をだんだん保てなくなっていくのに、なぜかワクワクしてしまった。
魔女と呼ばれる悪霊の意外な真実やなつかしい人から初登場の人まで、盛りだくさんの最終巻。
最後まで読者を引きつけるストーリー展開とどんでん返しに感服。 -
墓守りの猟奇的な嫁、懐妊。そしてシリーズ最終巻~!墓守りサイドは深すぎて傍目にはヤバい夫婦愛(二世帯)と判りにくい家族愛がニヤニヤの大団円。アシェリーゼとエリオスは確かに似てますな~。素晴らしきツンデレでした。そして幽霊サイドの魔女&聖女。ビジュアル的には百合ユリしく終わりましたが、破滅的な純愛具合、最高でした。シリーズの締めとして素晴らしいお話だったと思います。このシリーズは登場人物のキャラと背景が面白かったので、それぞれの短編なんかのあと一冊とか出てくれたら嬉しいな。出来れば男性陣サイド視点で。手強い女性陣に振り回される彼等を是非に。
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妊娠した主人公だが、夫は彼女を置いて仕事に。
いつものように追いかければ、義息も後を追う。
決定的に、この親子意思疎通ができてない、と思ったら
上の代からそうでした。
言葉にしましょう、言われなくても。
いやでも言わなくても分かるだろう、と思っている
自信満々な姿が素晴らしい…。
昔話は、どこかねじれて伝わっているもの。
それまで搾取していたのだから、される側になったとて
仕方がないと言われれば仕方がない?
とはいえ、毎度のことながら、夫はすごい。
なぜ分かった、と突っ込みたい。
そして主人公…さらっとやってますが
普通の人でしたよね??
3家族入り乱れ、大事なものを教わった感じです。 -
シリーズをいっきに読みました。
面白かったです。
ただ、最終巻がちょっと盛り沢山すぎたような。