見習い騎士姫の恋違い (小学館ルルル文庫 さ 2-2)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522747

作品紹介・あらすじ

天然お嬢様、庶民派騎士団に入団!?

16歳になったジゼルは、憧れの騎士団団長・マグナスに会うことを夢見てコルディア騎士団の門戸を叩く。ところがマグナスは聖地への巡礼者を警護する仕事で残念ながら長期不在。それでも、騎士団に入って待っていればいずれ会えるに違いないと考え、渋る団員たちの前に多額の寄付金をつんで味方につけ、ちゃっかり仮入団。
ジゼルは見習い騎士としてはりきって働こうとするが、本部に残っている見習い騎士たちは遊んでばかりのやんちゃ者揃いで、市街の見回り警備などは最低限しかしていない模様。
彼らのリーダー格であるヒューイは、自身が口減らしのため無理やり騎士団に入れられた過去を持つため、何不自由ない生まれのくせに自分からわざわざ騎士団に入ってきたジゼルに反感を持つ。
ふたりの会話は常に口喧嘩状態。さらに近所に住む貴族の少年リノが、ヒューイを言い負かすジゼルに惚れて、子犬のようについてまわるようになり、騎士団は一気に賑やかに…!
ジゼルはヒューイとリノを引き連れて騎士修業に励みつつ、マグナスの帰りを待つが、ついに訪れたマグナス帰還の日に…!?
暴走天然お嬢様と庶民派騎士団の恋と冒険の日々ははたして…!?

感想・レビュー・書評

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  • 幼い頃にコルディア騎士団のマグナスに憧れて、なぜか騎士団に入ることを目標としたジゼル。
    最初は憎まれ口を叩いていたヒューイでしたが、一緒に行動するうちに惹かれていき、最後は自分のあこがれと好きな人は違うことに気付くって感じです。

    ちょっと違和感を感じたのは、ジゼルの話言葉とイラストのギャップでした。
    自分のことを「わたくし」っていうのに、表紙やイラストのジゼルは「あたし」って感じで、しかも美人と描写されるのに、そんな感じじゃないし、最初からちょっともやもや。
    もっと大人な感じのお嬢様っぽいイラストの方が話言葉にはあってそうです。

  • いちばん好きなもの』を決めておきなさいと幼い頃に言われたジゼルは、騎士のマグナスを人目見た時から好きになり、騎士団に入りマズナスに会うことを願ってきたが…
    やる気のない団員達を奮起させ、街の見回りをするうちに、ヒューイが気になりだす。

    彼女が突然騎士団を辞める辞表が偽物にすり替えられ、憤るヒューイなのだが、彼女の辞める本当の理由も、かなり微妙だったナ。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3501.html

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