浪漫邸へようこそ ~初夏の嵐~ (小学館ルルル文庫 み 1-24)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 119
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522938

作品紹介・あらすじ

貧乏令嬢と帝大生の恋!甘い大正浪漫!

ある事情から、秘密の下宿屋「浪漫邸」を始めることになった貧乏子爵家の令嬢、紗子。下宿人として集まったのは、帝大の医学生・伊織の他、画家、本屋に作家に写真屋というなんとも個性的な人々。心優しき下宿人たちとの賑やかな同居生活を続けるうち、紗子は伊織へのほのかな恋心を自覚する。
伊織の従兄弟、藤馬が窃盗事件に巻き込まれて突然傷だらけでやってきたり、下宿人・光也に美男子ゆえの災難がふりかかり、職場への立てこもりを余儀なくされたりと、次々起こる事件の中、秘めた恋のはずなのに、紗子を常に優しく助けてくれる伊織への気持ちは大きくなる一方で・・・!? 甘く切なく心が温かくなる、大正時代のラブロマンス第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 少女漫画的なドキドキが楽しい

  • 穏やかでまったりと進む雰囲気が好き。まったりだけど割としっかり進展はしてるので、苛々するほどのんびりペースでないのもいい。

  • ・当て馬要員が瞬殺されるのは深山ワールドでは基本
    ・ミツさんやっぱ惚れてたんかワレ
    ・でもプロポーズは早くねえか
    ・伊織さんと紗子さまは指先が触れ合うだけで赤面してるというのに
    ・でも伊織さんは伊織さんで結構すげえこと言ってる

  • 1巻が穏やかに過ぎたので、しばらく積読になってましたけど、読んでみたら面白い展開になっていて、次が読みたくなってきました。

    紗子が伊織のことを気にしていそいそとお出迎えしてる姿がかわいいのですが、伊織への気持ちに気付いてなくて、住人に気付かされてました。手が触れただけではっとなるって、時代かなぁ。

    あと光也さんの色男ぶりが原因でストーカーされちゃった件としのの過去の男の件がうまく一致してて、お嬢様の撃退はあんなんでよかったんですねぇ。イメージと違うーってところでしょうか。

    紗子の祖母と伯母の二人は、住人たちより遙かに強烈な方々で、確かに嵐でしたけど、伊織がきっちり追い返してくれてよかったです。

    次期当主の尚彦の話のあとの伊織の言葉。
    高嶺の花の紗子をどのように手に入れるのか、すごく気になります。

  • じわじわと恋を自覚する2巻です。
    下宿人の織りなす問題はありながらも、ほのぼのとした日常が描かれます。
    伊織と手が触れただけでドキドキして赤面してしまう紗子なのだが、そんな乙女心に無自覚な彼女が、下宿人の指摘によって自覚してしまうというくだりは、たまらんね。たまらんのだよ〜〜!叫
    トキメキ痒くて楽しい巻なのだが、後半は祖母の登場で嵐の巻です。
    それまで積極的なアプローチを控えていた伊織の変化にキュン転がってくれたまえ!
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4422.html

  • いろいろありつつも穏やかに進んでいくのでテンポがとても読みやすいです。
    紗子と伊織もゆっくりゆっくりすすみつつ。お互いにやっと自分の気持ちにも気づいたかなという感じで。

  • 紗子と伊織の他に新登場の藤馬と鞠子、しのとミツも …
    強烈なおばさまとおばあさまも撃退できてめでたしだけど、伊織との間は縮まるのだろうか

  • ほんと読みやすいです。
    キャラクターたちのやりとりに和む。
    脇キャラの小話とか番外編が好きな自分としては、山ノ内従兄弟のことが掘り下げられた話が読みたいです。あと、紗子の友人の梨影の話もぜひ…!笑
    光也さんは最初、全オトコの敵! と思っていましたが、モテすぎていっそ可哀想に思えてくるレベル。

  • 紗子と伊織、ちょっとは進展した?

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