剣姫のふしだらな王子 (小学館ルルル文庫 さ 1-7)

著者 :
  • 小学館
3.85
  • (3)
  • (5)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522976

作品紹介・あらすじ

公爵令嬢がお守りするのは寝台の王子様!?

幼いころから戦闘部族の民とともに暮らしてきたせいで、戦士になりたいと夢みるようになった17歳の少女ラティカ。実家の公爵家に戻ってからも毎日の鍛錬を欠かさず、大岩に100間突き刺さっていた伝説の剣もあっさり引き抜いてしまうほど凜々しい武闘派に育っていた。
そんなラティカが、第一王子レオニスの護衛任務を引き受けることに。1ヶ月後に迫った国王選定の日まで暗殺者に狙われるレオニスを守りきり、無事王位につけることができたら、ラティカが戦士になることを許すと祖父が約束してくれたのだ!
はりきるラティカは、さっそく、弟王子と王位を争っているレオニスのもとへ。ところが、レオニスは王者の風格を持ちながらも、なぜかいつも自室のベッドに寝そべっているという怠惰ぶり。おまけに軟派な女好きで、いきなりラティカを口説いてくる始末。文武両道と評判の高い弟王子との差に愕然としたラティカは、レオニスの評価を上げる作戦を考えるが…!?
武士系少女と自堕落軟派王子の、キュートなラブファンタジー!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • レオニスも怠惰な理由がきちんとあって、ラティカも真っ直ぐで良い子なので、好感が持てました。恋の仕方も可愛く真面目で楽しめました。

  • 最初にラティカの父の嘆きから入りますが、この時点で面白そうな予感。
    その予感は外れることなく最後まで終わりました。

    ラティカがかわいいし、いやに生活力があるしで、野営しているときはレオニスよりかっこよかったです。

    敵となるはずのウィルフレッド殿下が実はレオニス兄上至上主義だったというのは予想外で、P181の挿絵には笑っちゃいました。レオニスが好きすぎて、突飛な行動を取っちゃってますけど、憎めないです。

  • コメディとラブとシリアス具合が上手いことマッチした話だった。読んでて楽しかった。イラストも綺麗だったし、キャラクターも魅力的でした。
    主人公ラティカはサムライ系美少女だけど可愛らしい所もある女の子で着ぐるみを着たとことか吹き出しました(笑)あとレオニスの弟との勝負とかwwレオニスは序盤は「何だ、この怠惰な王子はw」とか思ってましたが理由があってのことと中盤で分かり、辛い自分の状況にもかかわらず周りのことを考えられる格好いいやつだと見直しました(笑)そしてウィルフレッドの可笑しいことww彼の存在でコメディ要素がグッと増したと思いました。
    ただタイトルと帯の煽り文句で買う時にちょっと恥ずかしい思いをしました(笑)

  • 予想外に面白かった!まさかここでネコの着ぐるみが(笑)。王道でありながらもコメディタッチのところがツボりました。レオニスを挟んで弟殿下とラティカが丁々発止でやりあう場面をもっと見たいなww。その後の話も書いてくれないかなあ。

全4件中 1 - 4件を表示

斉藤百伽の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×