やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結 (2) (ガガガ文庫 ガわ 3-32)
- 小学館 (2023年2月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094530612
作品紹介・あらすじ
「俺ガイル」もう一つの物語、新章突入 年明け、迎えた新学期。新たに書き始めた日記にでさえ、本当の気持ちを綴ることは難しい。自分のことなのに、気取ってしまったり、なんだかよそよそしかったり。大切な人の気持ちが知りたいくせに、自分のこともままならない。でも、本当は気づいている。距離が縮まれば縮まるほど、確かな想いが、この胸にはあってーー。だから、これは、秘めた本当の気持ちを、言葉にして伝える物語。全世界累計1000万部突破、青春小説の金字塔「俺ガイル」もう一つの物語「結」新章突入!
感想・レビュー・書評
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いつも通りなんだけど、逆回転しているようなもやもや感が残る。
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次シリーズは先生編にしてほしいな
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これはどういう世界線なのかよくわからないけれど読み進める。2巻にして初めて気がついたけど、登場人物表で結衣が2番目なのがグッとくる。そういえば雪ノ下さんはあまり登場してなかったな。本館でも進みはゆっくりで、このゆっくりさ加減がこのシリーズの持ち味なのだと思う。
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なんとなく結の意味がわかってきた。頭の中のうろ覚えスペースと物語の被りをかじることが多くて、なかなか混乱する。
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「結」になってから、スピード感が「君に届け」くらいのゆっくりさになった印象があります。一つの章の中で扱う時間が短いから、細かく厚く心理と情景に言葉を割いてる。
結果として「キャラの行動を追っている」というより、強度の高い地の文や説得力のあるセリフといった「言葉を追っている」という感覚です。
個人的にはそれがとても心地いいですし、ヒッキー自身の目に見える世界や気持ちへの解像度が本編よりも上がってんじゃないかとも思えます。もしかして「強くてニューゲームしてんじゃね?」とすら思います。
なんにせよ、とっても面白いし、好きです、俺ガイル。