昭和史世相篇 (小学館ライブラリー 55)

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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094600551

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  • 自分の足元が どこにあるのか
    自分の国の人たちが どう生きてきたのか
    自分の国の出来事が どういう意味を持つのか

    「昭和」という時代に
    生きてきたひとたち
    起きた出来事
    それも
    庶民といわれる
    人たちの日常から
    掘り起こされた事実をもとに
    検証し、
    思考していく、

    改めて
    この国は どこに向かって
    流れようとしているのか

    本書が世に出されてから
    30年近く経つのだけれど
    ますます
    その視点は的を得ている
    ように思う

  • 昭和を民俗学的に分析することで、民俗学の今後の課題を提示しようとした本。たぶん。
    素人の私にはそのあたりはどうでもよくて、昭和に何があったか、その時人々は何を思っていたかがそれなりに読み取れ、面白かった。
    隠しきれない左翼思想も、ネットの右寄り視点に慣れ過ぎた私には新鮮だった。

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著者プロフィール

1925年千葉県旧佐原町(現・香取市)生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京経済大学名誉教授。歴史家。民衆史・自分史の提唱者。

「2021年 『平成時代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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