作品紹介・あらすじ
“生涯最高の自分”に気づく物語
「ゴールを設定するということは、最高の自分になると決めること」
「私たちは普段、世界をすべて見ているようで、実は何も見えていない」
「選択と決断の時こそ、人の運命が動き出す時」
「あなたが本当に心から望んでいる未来は、あなたの手によって必ず叶えられます」
「私たちは自分の言葉に洗脳される動物なのです。ならば──」
一人の老紳士との出会いが万年営業係長の人生を変える!──泣ける自己啓発書。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の谷口さんはコーチングの講師を育成するプロコーチでもあります。プロコーチとは誰にでも心の奥深くに眠っている本気のやる気に火を灯す熱く説得力のある言葉を持つ人です。
この本、「ザ・コーチ」は、人に理屈や思考を授けるだけの書物ではありません。ストーリーをたのしく読み進めながら、いつの間にか自分でも驚くほどの実行力が身につく本です。世の中には中身が面白くて役に立つと思わせる本は山ほどありますが、読後「こうしてはいられない」と即行動を起こしたくなる本は滅多にありません。
面白くて、役に立ち、今直ぐ夢に向かって一歩を踏み出したくなる。本書はそんな稀有な自己啓発書です。仕事をしている人はもちろん、受験や資格試験など、目の前の目標に向かって努力しているすべての人に手にとって欲しい一冊です。
感想・レビュー・書評
絞り込み
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とても分かりやすい。
読んでいるだけで何だか成功しそうでワクワクしてきた。
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目標設定のいろはが分かりやすくまとめてあった。内容自体は目新しいものではなく、本質的なことだが無駄がなく分かりやすい。後はいかに本の内容を実践するかが一番大事だと感じた。
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こうゆう本との出会いがあるから、オーディオブックのサブスクはやめられない!
久しぶりのヒット本^^
(ざっくりメモ-気になった言葉/考えたこと)
・必要な人は「偶然」の名を借りてやってくる
・成功要因: 目標の達人になること
・キーワード:目標、目的、夢、ゴール、ビジョンの意味を正確に理解している人は少ない=適当に使ってしまっている
・知識を言葉で覚えてるが、解釈に差異があるため、言葉のすり合わせが大事
・目的:実現したいこと
・ゴール:目的の実現にあたる際の最終到達点
・目標:目的を達成するためのマイルストーン(中継地点)
→目標より目的が圧倒的に大事。何のためにそれをしたいのか?
- [ ] Work: 自分のドリームリスト100を洗い出してみる
・ビジョン:ゴールに到達した時の感情表現
→記憶が難しいのでビジョン想像し続ける/描き続けることが大事。自分にとって大事な感情を意識する。※伝える際は相手にとって大事な感情を意識する。
・キーワードを自分の言葉でアウトプットする
・ビジョンを活用することで右脳左脳両方の脳を使う
→ 物質的なゴールを設定しがちだが、本当に目指したのはそこで得られる感情
・目標達成の達人になるメリット
1.仲間が集まる
2.タフになる
3.達成感
4.自己重要感
・情報はチャンスだが、我々は盲点だらけ
・ゴールを描くのは情報(チャンス)をキャッチする力を伸ばすため
・目標達成の達人を目指すことで、
1.選択力と決断力が増す、結果パフォーマンスも上がる
2.失敗しても、失敗の学習曲線が1番上がる
3.次の挑戦への勇気が湧く
・目標/夢をかがげる過程で経験した負の事柄がブレーキになることに注意
・小さい頃はアクセル>ブレーキだったため、夢を語るのが楽しかった
・しかし、目標や夢というキーワードに負の経験が紐付いていくことによって、アクセル・ブレーキの関係が反転し、ブレーキ>アクセルになってしまう
→ブレーキ代表2種類:未知、恐れ
・コツ:ブレーキを軽くする
→ゴールを小さくして、成功体験を積むことで、大きいものへの練習にする
・表現には以下を含める:
1. Why
2. What
3. How
・結果ではなくプロセスに価値を置く
後輩指導:
・会社のゴールと個人のゴールの接点をいかに見つけてあげるかがポイント
・部下のゴールの結果の責任は上司にある
・行動計画を目標にするとノルマ化けしてモチベにならない
・ゴールを細分化する
・知識、能力: xxx+、栄養学、心理学、記憶力、集中力、モチベキープetc
・ツール: 必要な環境
・ゴールを設定したら、ゴール要素をツリーで洗い出す(知識、能力、ツール)
行動計画:
・ゴールツーリの地盤から整える
→地盤はあらゆるゴールに共通する場合が多いため、どんどん達人になれる!
・ツール例(宅建合格を目指す場合): ゴール構成要素のリスト、計画表、家のイメージ、ライバル
↓
計画表に落とす
・要素を目標に書き換える
→いつ、何が、どうなっている+目的
例)私は最後まで諦めないでモチベを高く保つために、5/10に同じ宅建合格を目指すライバル2人を持っている
・ゴール: 影響の輪の外。達成できるかは神のみぞ知る。
・目標: 輪の内側(こっちにフォーカス)
→自分のベストを尽くせる
・目標は、Todoではない
→Todoだとやったかやらなかったの2次元的に閉鎖的でモチベが下がりやすい
例)自分への質問: 「やった?やらなかった?」=Closed Question (Yes/No)
・目標を作業消化ではなく、「効果的に行動・行動から学習するための指針」
→目標を ゴールに到達するための通過点や到達点と捉えると、そのプロセスで自分に問いかける質問は、「今日自分は目標に向けて何をしたのか?」「もっと効果的に進めるにはどうすればいいのか?」というようなOpen Questionになり、前向きになれる
・チャンスの神様は準備が整った人の前に現れる
・夢は人を魅力的にする(結果に関わらず)
・毎日の密度が増す
・自分の言語で思考する
→言葉に対する印象はみんな違う
→自分(/他人)の価値観に合った言葉を選ぶ
人間は、
言語を持つ唯一の動物
一言一句聞くのは自分の言葉
自分の言葉に洗脳される動物
→紙に夢を書くと実現するって話に似てる?
・考えること<>できることのため、プランと行動にギャップが生まれてしまう
・自分の行動特性に合った行動計画にする
例)スタートダッシュ/追い込み型でアプローチは違う
・これまでの経験上、過去の目標達成度合いはどうなっているか?
→50%ぐらいの人が多いらしいけど、自分は10%とか笑
→達成度が低い人は、スタートと目標のサイクルを短くして、3日坊主を繰り返すのも手
→例えば、目標3割/5割増しにすることで、途中までしか出来なくても得られる総量が多い
・定点観測を入れることで、現在地を見える化
・ツール:定点観測グラフ
・ゴールや目標を表す言葉は自分の価値観に合う言葉で表現する
・ゴールや目標の動詞を自分が惹かれる言葉で表現する
・自分の心が喜ぶ言葉を常に口にする
・自分の言葉で自分を洗脳する
・ゴールに向かう行動計画は自分の行動特性に合わせたものにする
・計画は行動して初めて事実となると知る
・他人の行動特性に合った行動を自分に無理やり合わせない
・ベストな行動特性は自分の中のパターンで比較して選ぶ
・行動を継続するためには行動計画に定点観測を盛り込む
・定点観測は最初は短いスパンで設計して、早めに行動計画を修正する
・定点観測は見える化するが、決して他人と比べず、評価しない
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夢やゴールを達成したかどうかがその人の価値ではなくて、夢やゴールに向かう道のりを経て、どんな人間に成長したかが価値。ここが一番心に残り、とても感動しました。
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年末に読んで大正解の本でした。
来年の今頃、どんな風になっていたいか、
目標を考えていたのだけど、目標だけでは
いけなかったのですね。
だから、毎年、やろうと思ったことが、
できなかった私がいたのだと納得!
私の場合、目標がTodoリストになっていたのかも?
本に書いてあるようにTodoリストでは
モチベーションが上がるはずがないですね。
======以下引用===========
”夢やビジョンや目的といった、抽象度が高くて
主観的な事柄で、イメージや感情を支配する
右脳を刺激し、さらに、現実的な計画や行動基準、
あるいは進捗基準といった具体的んで客観的な
目標で、言語や論理的思考を司る左脳を使う。”
======引用ここまで===========
右脳も左脳も両方使うことで、目的を達成することが
たやすくなるんですね。
目標や目的が達成できないのは、その違いが
明確でなかったり、夢やビジョンが描けて
いないからかもしれませんね。
私も、来年何をやったらいいか、一から考え直して
みようと思います。
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「目的」は実現したいこと、「ゴール」は目的のための最終的な目印、「目標」はゴールまでの途中の目印。
私たちは目標の立て方、達成の仕方は体系的に、具体的に学んでいない。この前提に立つ本書は「目から鱗が落ちる」。実際に取り入れてみると、これまた効率が上がったことを実感する。
学校教育に取り入れて学ぶべき内容だと考える。(オーディオブック、febe)
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要所要所に図が入っており
文字だけで頭に入りづらい部分の補完ができた。
この本に習って、ドリームツリーを作成しました。
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ビジョナリーカンパニーなどのリーダーに必要な要素を説いた本の内容をストーリー仕立てにしたもので非常に読みやすい。先の展開が読んでいてわかってしまうので意外性はないが、納得度は高い。ちょいちょいまとめ要素が出てくるがワークをするわけでも無いので、どのように自分の中で歩留まりさせるかは工夫が必要。完成図、仕様書、工程図の関係性の話は非常にわかりやすく、物事を考える際のチェックフレームワークにしたいと思った。
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職場の部下育成に悩み手にしてみたが、まず自分の事として捉えて考えたみようとおもえた本。
この手の本はハウツゥー的な内容になる事が多いが,個人的にはあまり好きではない。
しかし、これは目標達成の達人に教えを乞う形で話が進み、少しずつコーチングを理解していく過程が分かりやすく好感を持てた。実際に部下に同じような事ができるのか?自身はないがまずは自分の生活に取り入れてみようと思えた。
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谷口貴彦の作品