圓朝祭の柳家小さん (第3巻) (小学館CDブック)

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  • Amazon.co.jp ・本 (18ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094801897

作品紹介・あらすじ

最晩年まで追い求めた落語の境地がここに!

柳家小さん70歳~85歳の蔵出し音源17席を、2枚組CD BOOK四巻で月イチ刊行中。その第三巻は「天災」「猫の災難」「湯屋番」「禁酒番屋」という超!十八番ネタの4席で、1995年に人間国宝認定された前後の円熟の高座です。
17席すべてが、「東横落語会」を引き継いで毎年イイノホールで行われていた「圓朝祭」での1985~2001年の貴重な音源。
「『圓朝祭』だけは続けよう」という、当時落語協会会長だった小さんの一声で継続が決まった名門落語会で、思い入れも深く、最晩年まで高座に上がり続けた唯一の会が「圓朝祭」でした。
人間国宝認定以降の高座は、CD化されているものがきわめて少なく、大変なお宝です。
冊子には、小さん最愛の娘・喜美子氏が、これまであまり語らなかった父の最晩年の様子や、最後まで高座に上がり続けた落語家「柳家小さんの生き様」をたっぷり語っています。解説・長井好弘。
第一巻収録演目=「へっつい幽霊」「夏どろ」「将棋の殿様」「粗忽の使者」。
第二巻収録演目=「南瓜屋」「三人旅」「蒟蒻問答」「欠伸指南」。
※圓朝祭=1957年から続く、明治の大名人・三遊亭圓朝を記念した夏の恒例落語会


【編集担当からのおすすめ情報】
人間国宝になった1995年前後の、本当に貴重な音源です。もちろん、初出し。
最晩年の高座について、弟子であり、やはり人間国宝の柳家小三治師匠が、「師匠は前よりずっといいよ」と言っていたと、娘・喜美子さんが話していますが、その円熟の境地に至った高座を、是非聴いていただきたいと思います。
最期まで近くで世話をしていた喜美子さんが語るエピソードは、亡くなる直前まで高座に上がり続けた柳家小さんという落語家の生き様を見せてくれて、素晴らしいお話です。

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