- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784095041735
感想・レビュー・書評
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「悩ましい国語辞典」の神永 曉さんが[編集]している本。
「ウソ読み」は東京と関西の5大学(特に東京女子大学の篠崎ゼミ)の学生さんに、可能性のある読み方を考えて貰ったそうです。
「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」の難読漢字版のような辞典(と言うとほめ過ぎか)。
読めない漢字って結構あるんですよね。
私にとってのいい例が「ベルリンは晴れているか」で使われている難読漢字。そのせいもあって読みかけのまま中断中。
本書は、難読漢字を集めた普通の辞典なのですが、「ウソ読み索引」があるので同じ読み間違いをしていれば正解にたどり着けます。
麻生太郎のおかげで正しい読み方が浸透した「未曾有」は「みぞうう」「みそうゆう」「みそゆう」と3つもウソ読みがあったが、
安倍晋三が国会で「でんでん」と読んだ「云々」は「いいいい」しかなかった。
「ウソ読み索引」に自分の読み方と一致しているものがあれば、それは間違いということだ。
老舗「ろうほ」灰汁「はいじる」所謂「しょい」流石「りゅうせき」長閑「ちょうかん」など、ウソ読みで見つかる漢字は少ない。
普段お目にかからない、憖っか、懇ろ、などウソ読みもできない漢字はお手上げだ。
「なまじっか」はウソ読み例も見つからなかった。
懇ろは「おもむろ」と読み間違えていれば「ねんごろ」にたどり着けた。
地名の読み方も知ってるか否によるが、間違いやすい読み方から正しい読み方がわかるものが多い。
東京の地名、御徒町や石神井は、「おとまち」や「いしがみい」がウソ読み索引にあるし、
大阪の地名、枚方、浪速、富田林なら「まいかた」「ろうそく」「とみたばやし」から正解にたどり着ける。
特に北海道と沖縄には読めない地名が多いですね。もう、覚えるしかないです。
「土産」が載っていなかったが、「どさん」で索引にはありそうだ。
よく気になるのが、毎を「まい」と読む人が多いこと。
例えば、1分毎にを「いっぷんまいに」と言って普通に通じ合っているのが気持ち悪い。
本書では、日毎が載っていた。「ひごと」が正解でウソ読みは「にちまい」。 -
ウソ読み索引を読んでいるととっても面白いのだが、だんだんウソ読みが本当のような気がしてくるので、長く読んでいると危ない。
読むなら本文本項を!
フォローといいねをありがとうございます。
勉強になります。
メモしておこうと思った漢字の読みがいくつかありま...
フォローといいねをありがとうございます。
勉強になります。
メモしておこうと思った漢字の読みがいくつかありました^^;
コメントありがとうございます。
本を読んでいて、読めない漢字が出てくるとイライラしますよね。
1回だけなら無視して先を...
コメントありがとうございます。
本を読んでいて、読めない漢字が出てくるとイライラしますよね。
1回だけなら無視して先を読み進めますが、何回も出てくると気になります。
最初の1回だけルビがふられている時もありますが、再度出てきた時には読み方忘れてます。
ルビの基準は常用漢字外だと思いますが、想定読者なども考えながら編集者も苦労しているのでしょうね。
読めなかった漢字は、少しずつ覚えていくしかないですね。
私も本を読んでいる時、読めない漢字でイライラッの他、前にも覚えたはずの読み方がなかなか定着せず…なんてことがよくあります。...
私も本を読んでいる時、読めない漢字でイライラッの他、前にも覚えたはずの読み方がなかなか定着せず…なんてことがよくあります。
メモして満足^^;これも勉強。
他に良い方法はないものか色々と検索した結果、自分辞書なるアプリを最近発見しました!(検索魔なんです^^;)
ダウンロードしただけで使い勝手は分からないのですが。
ブクログ同様、便利なアプリを活用して楽しく学習したいものです。
ここにKazuさんがあげてくださった言葉や地名を入れてみようかなと考えました(^_^)
ありがとうございました。