群像日本の作家 11

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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784095670119

作品紹介・あらすじ

常に成績優秀、模範的生徒、「本から人生を知った」龍之介。漱石激賞の『鼻』で華麗な文壇デビューを果して10年、幼児期の実母発狂の記憶におびえ、「ぼんやりとした不安」に急かれて生き急ぎ…35歳、自ら命を断った生と文学の全軌跡。

著者プロフィール

●後藤明生(ゴトウ・メイセイ)1932年4月4日、朝鮮咸鏡南道永興郡永興邑生まれ。敗戦後、旧制福岡県立朝倉中学校に転入。早稲田大学第二文学部露文学科卒。博報堂を経て平凡出版(現マガジンハウス)に勤務。67年、「人間の病気」で芥川賞候補。翌年、専業作家に。「内向の世代」と呼ばれる作家として注目を集め、代表作に73年発表の『挾み撃ち』が高く評価される。77年に『夢かたり』で平林たい子文学賞、81年に『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞、90年に『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。89年、近畿大学文芸学部の設立にあたり教授に就任。93年より同学部長。99年8月2日、逝去。

「2020年 『四十歳のオブローモフ【イラストレイテッド版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

後藤明生の作品

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