本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096260548
感想・レビュー・書評
-
これは最初が非常に頂けない本である.というのは,序章は講演の筆記録で,表題が「戦争と平和」というのだが,反戦団体の集会か何かなのか,始めに「古代には “戦争はなかった” なぜなら,戦争を起こせるような大量殺傷の証拠がないからだ」という論旨強引にして牽強付会,このような「まず結論ありき」な思考をする人間に,実証的な考古学の知見が期待出来るのか疑いを持たせてしまうような内容なのである.おかげで後の部分まで眉に唾を付けて読むような気になる.幸か不幸か後の部分は,毒にも薬にもならない随想集のようなもので,真面目に読まなくても良いと解って,気分が軽くなったことを正直に書いておく.
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示