- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096822012
作品紹介・あらすじ
「浄らかな闇」からみた「遷宮」写真集
2013年10月に内宮と外宮において20年に一度の式年遷宮が執り行なわれた伊勢神宮。浄闇(じょうあん)と呼ばれる「浄らかな闇」の中で御神体を新宮にお遷しする「遷宮」最大のクライマックス「遷御の儀」をはじめ、伊勢の深い森、月と満天の星空など。まさに光と闇が織りなす奇跡の瞬間をまとめた第62回式年遷宮記念写真集。さらに今秋執り行われた別宮・月読宮の伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の「遷御の儀」も収録。10年ちかく伊勢神宮を撮り続ける奉納写真家の宮澤正明氏の写真に、神宮禰宜の河合真如氏の文。英訳も付けた「遷宮」写真集の決定版。
【編集担当からのおすすめ情報】
神事が執り行われる「神聖なる闇」の、清浄な凜とした空気感が伝わってくる写真集で心身ともに浄化されます。
感想・レビュー・書評
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伊勢神宮の夜の境内を中心とした写真集。
作りがかなり凝っていて、写真用の紙で作られているし、一枚一枚にテーマを感じる。
青を基調にした幻想的な風景が多い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
青い闇を見ていると、心が落ち着く。と同時にどこかざわつく。
夜の神宮って、神の時間というか、人間がいてはいけない、見てはいけない感じがして。
昼間とまったく雰囲気が違うことに少したじろいでしまう。
普通の神社ならここまで思わないのだけれど。
伊勢神宮は、まず人がいて、そこに神の社があるのではなく、神の領域内で人が何かしているように見える。
一般人は見ることのできない(らしい?)森の写真も
あって、なんともスピリチュアルな一冊でした。