ハレガエル

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 75
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097251507

作品紹介・あらすじ

歌が大好きケロタのちょっと不思議な物語 ケロタたちアマガエルは、雨が大好き。雨が降ってくるとみんなで歌います。ケロケロケロリンケロリンパ。ある日、ケロタが大きな声で歌うと、雨はぱったりやんでしまい、ぱーっと晴れてしまいました。その後も雨が降ってても、ケロタが歌うとすぐに晴れてしまう始末。「お前はアマガエルじゃなくて、ハレガエルだ」。とうとう仲間から、もう歌わないようにいわれてしまいました。みんなから離れてひとりぼっちになってしまったケロタ、このあとどうするのでしょうか? 【編集担当からのおすすめ情報】 数々の絵本の原作を書かれている大塚健太さんの文章に、絵本を始め児童書の装画等でも人気のすずきみほさんが絵を担当しました。ちょっと不思議なお話に、なんともいえないかわいいカエルたち。豊かな表情や、山のレストランに集まる動物たちも見どころです。

感想・レビュー・書評

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  • 蓮の花が咲く池で、雨を喜んで歌うカエルたち(臍がある!)、カラフルに描かれていて可愛い! その中で、歌い出すと晴れてしまう「ハレガエル」だと言われ、泣く泣く離れていくケロタ。異質なものとされてしまった悲しみが胸を刺します。
    でも、雨で客足が途絶えたレストランでは特技に! 「ハレガエル」として新たな道を行くのか?と思いきや…。お天気とはそういうものだ、ということでしょうか。まあ、ケロタが幸せそうだから、いいかな。

  • ぼくはカエルが苦手なんだけど、このカエルはかわいかった。
    「アマガエル」じゃなくて「ハレガエル」っていうのがおもしろい。仲間のカエルが、意地悪でいやだった。
    森のレストランが、木の上にあって、ちょっとババヤガーの家みたいだった。お姉さんが、実はまじょとか、そういうおそろしい展開だったらどうしようかなと思った。でも、明るい感じのいいレストランだった。最後がハッピーエンドでよかった。
    くまがお肉を食べているのがかわいい。(小5)

  • アマガエルは晴れの日も雨の日も鳴いてるね。
    歌うのが好きなアマガエルの森のお話。
    イラストがかわいい。
    カエルが鳴き出す季節だからいいかと思ったけど、今年はまだ聞かないな。
    息子が思い出してくれたらいい。

  • 雨の日が大好きなアマガエルたち。
    でも、ケロタがケロケロ歌い出すと雨が止んでしまう。
    仲間はずれになってしまったケロタは森の中でレストランを見つける。

  • 歌うと晴れるハレガエル
    雨が好きなカエルたちからは、なかまはずれ

    ひとりぼっちのハレガエルがしょんぼりとあるいていくと、雨で客足の遠のいたレストランにたどり着きました


    〇みんなで歌えば、雨でも晴れでも

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著者プロフィール

1976年、埼玉県出まれ。おはなしを手がける絵本作家。絵本作品に『うごきません。』『おにゃけ』『でんにゃ』(以上、パイインターナショナル)、『いちにちパンダ』『ワニはどうしてワニっていうの?』(以上、小学館)、『おやつトランポリン』(白泉社)、『フンころがさず』(KADOKAWA)、『ちんあなごのちんちんでんしゃ』(講談社)など。

「2023年 『にんじゃ シジュウカラのすけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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