とらのこ とらこ

著者 :
  • 小学館
3.71
  • (9)
  • (8)
  • (11)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 190
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097267676

作品紹介・あらすじ

虎の親子の心温まる物語

危険がいっぱいのジャングルにすむ虎の親子。虎の子とらこは大好きな親虎の真似をして、一生懸命えものをとろうとしますが、小さいとらこは失敗ばかり。そんなとらこを親虎は、とらこ、とらこ、といつも呼びかけ、温かい目で見守っています。いつまでも、手のかかる子どもに、愛情いっぱいで接する親虎。でもとらこは、確実に成長していました。

【編集担当からのおすすめ情報】
いつまでたっても子ども、子どもと思っていたのに、ふとした仕草に頼もしい成長を感じることがあります。そんな子どものことを、親は嬉しくもありますが、少し寂しく感じることもあるのではないでしょうか?
この物語の主人公は、虎の親子。なんでも親の真似をするとらこはとてもかわいいですが、とらこのちょっとした成長に、親の視点でも感情移入してしまうかも知れません。愛情たっぷりに育てられたとらこは、いつの間にか、たくましく成長していました。
きくちちきさんの、滑らかで優しい絵と、自身の親としての経験から生まれた愛らしいストーリーが、とても魅力的です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子どもが大好きです。いろんな生き物がでてきて、絵に躍動感があり色がきれいなのでみていて楽しいです。暗い森のこわさや熊のこわさもあり、とらこの達成感もある。娘は表紙の折り返しの題字ととらこの絵のコンビネーションも好きみたいでよく眺めています。

    ちなみに生後半年くらいから見せて読み聞かせていますが、きくちちき先生の絵本はどれも反応いいですがこれはかなりすきなほうで、1歳半の今も時々読むくらいには好きみたいです。

  • 一生懸命で無邪気なトラコがとても可愛い。
    そしてうちのちゃたくん(アメショ風ねこ)に似ていることもあって、抱きしめたくなる。

    ことばのリズムもいいですね。

  • 装幀/サイトヲヒデユキ

  • とらのことらこの成長を見守る母の姿にうなづき、とらこの姿がとても可愛い。
    きくちちきさんの絵本はカバー表紙を外しても楽しみ。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00583983

    虎の親子の心温まる物語
    危険がいっぱいのジャングルにすむ虎の親子。虎の子とらこは大好きな親虎の真似をして、一生懸命えものをとろうとしますが、小さいとらこは失敗ばかり。そんなとらこを親虎は、とらこ、とらこ、といつも呼びかけ、温かい目で見守っています。いつまでも、手のかかる子どもに、愛情いっぱいで接する親虎。でもとらこは、確実に成長していました。(出版社HPより)


  • .
    #とらのことらこ
    #きくちちき 作、絵
    #小学館

    #とらこのおくりもの
    #きくちちき
    #えほんやるすばんばんするかいしゃ 製本発行
    #サイトヲヒデユキ 装丁
    .
    虎の親子の物語です。
    好奇心旺盛な「とらこ」、一時も目が離せなくて……いつも心配ばかりしているお母さん!なんだか歩き始めたばかりの赤ちゃんを追いかけるお母さんと同じようです。
    でも失敗をしながらも一歩一歩成長していく姿がとてもたくましく感じます!
    .
    この「とらのことらこ」のスピンオフ作品として生まれた絵本が「とらこのおくりもの」です。
    .
    こちらは大好きなお母さんの誕生日プレゼントを蝶々さんに相談しながら探すお話し。蝶々とのやりとりといい…とても可愛いお話しです。

    こちらは手製本、表紙の蝶の白の部分はちきさんによる手彩色です。
    .
    新年早々、とらこに元気と勇気と優しさをわけてもらえそう〜。
    .

  • ダイナミックで明るい画面に自在に走る筆。
    可愛いだけでない、生きてるって残酷なこともあったりして。

  • とらことらこ、つかまえて、つかまえた、つかまった

    輪郭があまりはっきりしていない絵。

    黄色くてふわふわ。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研プラス)でデビュー、同作が2013年ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。また、2019年には『もみじのてがみ』(小峰書店)で同展金牌を受賞。その他の絵本作品に『いちにのさん』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『ゆき』(ほるぷ出版)、『パパのぼり』(文溪堂)、『しろとくろ』『くろ』(講談社)、『とらのこ とらこ』(小学館)、『おひさまわらった』(JULA出版局/フレーベル館)など。

「2023年 『ひとりで あしぶみ していたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

きくちちきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×