おへそがえる・ごん―ぽんこつやまのぽんたとこんたの巻 ちひろ美術館コレクション絵本 (ちひろ美術館コレクション絵本 4)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 63
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (52ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097272342

作品紹介・あらすじ

コミカルなキャラクターのかえるのごんが、テンポよく繰り広げる旅の物語。おへそのボタンを押すと雲がでるという武器で、人間たちとたたかいます。ちひろ美術館で、すべての原画が見られる赤羽末吉の傑作絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 安曇野ちひろ美術館には、赤羽末吉氏の原画が収蔵されています…!

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    「おへそがえる・ごん」は1~3巻が出版されていますが、本書は「おへそがえる・ごん ぽんこつやまの ぽんたと こんたの巻」は、1巻の内容を再構成した絵本です。

    絵本というより、昔のマンガ絵本のような、巻物絵本のような絵本で、鳥獣戯画のような雰囲気のある、かえるのごんの姿が印象的です。
    黒、緑そして朱という3色で描かれたシンプルな絵ですが、余白の白や線の多彩さが、とても好きです。
    31ページで突然登場する、にゅるにゅるぴょこぴょこお化けのシュールな姿をみて、「なにこの化け物…」という困惑した顔になったわたしと小2の娘でした。

    安曇野ちひろ美術館(長野県)には、本日を含めた赤羽末吉氏の原画作品が収蔵されているそうです。
    本書を読み、そのことをはじめて知りました。
    いわさきちひろさんの作品も好きなので、安曇野ちひろ美術館にいつか行ってみたいな、と夢がふくらみます。
    その頃まで、GO TOキャンペーン、やってるかな…(苦笑)

  • 次々と現れるピンチをふたりで切り抜けていく様子がコミカルです。

  • 再読。1度読んでも周期的に読みたくなる。
    おへそがえるごん以外にも愉快なキャラがたくさん。
    みんなかわいい。

  • うわさの改訂版はこれですか・・・。
    確かに、横長レイアウトを縦にかえるのは無理があるような気がします・・・。

  • 赤羽末吉さんの絵、大好きです。
    ただ、表紙が半分隠れているところが残念。

  • [ 内容 ]
    世界の絵本画家たちの秀作を集めた、“ちひろ美術館コレクション”から生まれた絵本。
    おへそのボタンを武器に、ごんが巻き起こす珍騒動。
    赤羽末吉の傑作コミカル絵本。
    おへそのボタンを押すと口からくもをだすかえるが巻き起こす珍騒動!
    コミカルなキャラクターのかえるのごんが、テンポよく繰り広げる旅の物語。おへそのボタンを押すと雲がでるという武器で、人間たちとたたかいます。
    ちひろ美術館で、すべての原画が見られる赤羽末吉の傑作絵本です。

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  • 墨絵のようで、ひらがなの日本語でとっても可愛いのです。

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著者プロフィール

赤羽末吉 1910年東京に生まれた。1959年、日本童画会展で茂田井賞受賞。1965年、『ももたろう』(福音館書店)、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)、1968年、『スーホの白い馬』(福音館書店)で、それぞれサンケイ児童出版文化賞。1973年、講談社出版文化賞。1975年、小学館絵画賞と国際アンデルセン賞特別賞、またブルックリン美術館絵本賞。1980年、それまでの絵本の業績に対して、国際アンデルセン賞画家賞を受賞。1982年には、東ドイツのライプチッヒ国際図書デザイン展で教育大臣賞および金メダル賞受賞。1983年にはイギリスのダイヤモンド・パーソナリティ賞を受賞した。ほかに『つるにょうぼう』『したきりすずめ』(福音館書店)、『源平絵巻物語・全十巻』『絵本よもやま話』(偕成社)などがある。1990年没。

「2020年 『おへそがえる・ごんセット(3冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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