ファーブル昆虫記の虫たち (1) (KumadaChikabo’s World)
- 小学館 (1998年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097272717
作品紹介・あらすじ
精緻な絵で描かれており、昆虫などの生態がよくわかる。原画に忠実に製版・印刷され、原寸大で構成されている。「解説」には絵の説明がわかりやすく書かれており、ファーブルの世界をよく知ることができる。生命の尊さが伝わってくる。小学館絵画賞受賞作シリーズ。
感想・レビュー・書評
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原画原寸大の昆虫の絵。後半では、ファーブルがどのように昆虫観察したか、絵と共に解説されている。じっくり鑑賞したい緻密な昆虫絵。
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(CELL)地階 一般図書
726.6||フア||1 -
娘が学校の図書室から借りてきた。
2006年に目黒区立美術館の千佳慕展へ行った時に初めて出会った。
正直なところ虫には全く興味がなかったけれど、このタッチはとてもすきだ。
蝶を描くのにどれほど観察して親しみ、愛したのだろうと思ってしまう。
そんな出会いの本を、思いがけず10年ぶりに手にとってなんだかとても懐かしい。 -
熊田さんの絵は本当に美しい。
そして虫たちが生き生きと描かれている。
限りなく虫目線に近い。 -
写真の図鑑よりも虫たちが身近に感じられるのが不思議
「くまちか」こと熊田千佳慕さん大好きです。くまちかさんが描いた原寸大で本になっている・・・ということで即購入。娘へのプレゼントと称して全巻揃えるつもりです。見たことのない人はとりあえず、書店で現物をご覧になることをオススメします。写真の図鑑よりも虫たちが身近に感じられ、大切にしたくなるのが不思議。娘にはそういう気持ちを持って欲しいもの。ただ、カミさんには不評で「リアルすぎて気持ち悪い」とのこと。うーん、この魅力がわからないか・・・。 -
プチ・ファーブルとして知られる熊田千佳慕の画集・絵本。ファーブル昆虫記に登場する虫たちを1冊に数種ずつ取り上げて描いていく。
丁寧に時間を掛けなければ生まれない精密な絵。やわらかな温かいタッチ。
原画はさらにすばらしいんだろうなぁ・・・。割に最近、近くで原画展をやっていたのに見に行かなかったのが残念に思えるほど。
短い説明文も昆虫への愛に満ちている。
*この巻では糞虫の1種のセンチコガネが出てくる。巣穴を細長く掘って、「フンの腸詰め」状のものをこしらえるらしい。
子どもの頃ファーブル昆虫記を読んで、個人的に印象深かったのは、フンコロガシが糞を西洋梨型にして先の部分に卵を産み付けるという話。表紙の絵からすると、このシリーズの4巻がそれのようだ。次借りるなら4巻にしよう。 -
熊田さんの細密画がすばらしい本です。
息子のバイブルになっています。 -
H22年12月 6-1 (道徳の教科書にもあり)
H23年 5月 5-2 -
熊田千佳慕さんの作品。
息子がわかるようになったら見せてあげたいな。