ちびねこ (おひさまのほん)

著者 :
  • 小学館
3.72
  • (8)
  • (5)
  • (16)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 57
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097274049

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大島弓子さんの作品が大好きで、もちろんちびねこも大好きなので、素敵な絵本だと思いました。

    特にちびねこの呟きが可愛くて切ない。特に、
    スズメはふわふわしていて、ちびねこもふわふわしているけれど、ちびねこは空をとべない。もぐらは毛がはえていて、ちびねこも毛が生えているけど、ちびねこは土にもぐれない。魚は目が二つあって、ちびねこも目が二つあるけどちびねこは水の中にもぐれない。
    という意味の文章が続いた最後の


    ちびねこって なんなの。
    ちびねこは かなしいよ。

    という呟きが、綿の国星のちびねこの悲しみを思い出させて切なくなりました。

  • 何十年前だ?!懐かしの絵。

著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大島弓子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×