フィギュアスケートに懸ける人々-なぜ、いつから、日本は強くなったのか (小学館101新書 68)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250684

感想・レビュー・書評

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  • 日本フィギュアの歩みというよりは、エピソード集という印象。フィギュアスケートを見るのは大好きだけどほとんど知らない世界なので、いろいろ興味深く読めました。しかし、取り上げられている人たちが愛知周辺に偏っていること、競技としての説明(ルールや採点法など)がほとんどなかったことなど、正直、ちょっと物足りなかった。

  • フィギュアスケートは今でこそ大人気のスポーツだが、その人気や歴史は、黎明期を支えた多くの先人たちに支えられている。伊藤みどりら優秀な選手や、選手を見出だし育てるコーチ、金銭的に支援する実業家など、日本のフィギュアスケートの礎を築いた人物たちや出来事が紹介されている。先駆者たちの並々ならぬ努力と情熱に、頭が下がる。

  • 伊藤みどりの時代やその前の話も。名古屋のフィギュアの歴史は、小塚家とともにあるんだなぁ。佐藤さんとこも歴史だ。
    みどりちゃんのあのものすごい高さは、以後見たことがないと思う、男子でも。体格が小さいのに、足首がリンクの上にかかってたあの高さ。

著者プロフィール

ノンフィクション作家。医療、人物、教育、スポーツ、ペットと人間の関わりなど、幅広いジャンルで活動。なかでもフィギュアスケートの取材・執筆は20年以上におよび、スポーツ誌、文芸誌などでルポルタージュ、エッセイを発表している。『人間らしい死を迎えるために』、『ペットと日本人』、『猫を看取る シュガー、16年をありがとう』、『別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った』、『羽生結弦が生まれるまで 日本男子フィギュアスケート挑戦の歴史』ほか、著書多数。

「2019年 『スケートは人生だ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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