江戸の少食思想に学ぶ: 水野南北『修身録』解題 (小学館新書 449)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098254491

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  • 空腹を愉しむ

  • 小食の利:美食肉食と小食粗食 知られざる異才:人間の慎み→寿命 南北相法  小食思想 小食を極める:生まれながらの持ち分のある食 分極論・食の公理 当人の吉凶←食事に書いてある おのれの食を子孫に遺す 食定まって禄定まる 食の驕り=身の驕り 倹約⇔物 生命主義 恵まれた食→不幸 誠心→自得自福 万物の徳を知る:一粒万倍の思想 一身主義思想 貧心忘れるべからず 野菜大食→凶なかるべし 青の論法 美食の都に家滅ぶ 将軍に食なし 過食≒飯を捨てる 腹八分 腹が節に達する→膳より去る 放生に後利益なし 至誠の施し

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著者プロフィール

1960年京都市生。上京在住。考證と執筆では近世近代の独墺音楽、また慶長以降の上方文化がおもな守備範囲。書誌と造本は壽岳文章に私淑。百科書林同人として出版にも携わる。これに並行して、発掘調査、地図製作、観光業、手工藝ほか多様な職歴を有す。酒類を扱うことも多く、JSAの会員でありソムリエの呼称を持つ。2015年に京都を考える集い「上京の石たち」を立ち上げ。友人に兄事して「新日本延命学」を習うことは40年近く、水野南北研究も20年を越える。からだとこころのための「上京福寿館」代表。

「2018年 『江戸時代の小食主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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