利他の教育実践哲学 ―魂の教師塾― (教育単行本)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098373918

作品紹介・あらすじ

人がこの世を去りゆく時-手に入れたものはすべて失い、与えたものだけが残る。稀代の「授業名人」が語る教育の本質。

感想・レビュー・書評

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  • ◯「信」「敬」「慕」。特に「慕」。「温かさ」「優しさ」「寛大さ」「明るさ」「おおらかさ」。
    ◯「行動←判断←価値観←人生観」自分を高めるためには、逆もあり得る。
    ◯経験は意図的に積まなくてはならない。その経験に整理を加えなければ実力にならない。
    ◯学びは仲間で。実践は一人で。
    ◯実践を潜らせて理論を導く。
    ◯幸福の正体=「人に大事にされること」
    ◯利他の心 実感を持って悟り、語れる。
    ◎手に入れたものは全て失い、与えた物だけが残る。
    ◯「良き師」「良き友」「良き書物」
    実践で語れるよう、不断の学びを続けていきたいと思いました。

  • 「あんな人のところに頭を下げに誰が行くか。校長なんかにならなくたっていい。頭なんか下げてまで校長になんか誰がなるか」いかなる状況でも信念を曲げない。謙虚さと信念のある教師になりたい。

  • 教師のための精神的指南書

    教師として大切なことは~
    信じる(られる)
    敬う(まわれる)
    慕う(われる)

    日常のありようが信を左右する

    無財の七施
    1眼施 …… 温かい眼差しで接する

    2和顔悦色施 … 明るい笑顔、優しい微笑をたたえた笑顔で人に接する

    3言辞施 ……  心からの優しい言葉をかけていく

    4身施 ……  肉体を使って人のため、社会のために働くこと。無料奉仕

    5心施 …… 「ありがとう」「すみません」などの感謝の言葉を述べる

    6牀座施 …… 場所や席を譲り合う

    7房舎施 ……訪ねてくる人があれば一宿一飯の施しを与え、労をねぎらう

    利他の心
    「人がこの世を去りゆく時
    手に入れたものはすべて失い、与えたものだけが残る」

  • 教師の原点

  • 教育に関する本は技術系のものをよく読んでいたので,
    こういう精神論はジンと心にきますね。
    とっても感動します。がんばろうって思えます。

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著者プロフィール

小学校教員・校長としての経歴を含め、60年余りにわたり、教育実践に携わる。現在、日本教育技術学会理事・名誉会長。国語や道徳の「授業名人」と称され、「模擬授業」の名付け親の一人としても著名。主な著者に、『授業で鍛える』『鍛える国語教室』シリーズ(ともに明治図書)、『小学生までに身につける子どもの作法』(PHP研究所)等がある。

「2024年 『ICTに負けてたまるか!人間教師としてのプライド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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