よふかしのうた (7) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098505227

作品紹介・あらすじ

Q.七草ナズナとは一体、何者なのか__?

ナズナの人間時代の記憶を求め、本田カブラに接触したコウ達。

カブラは自身が人間だった頃の血液をナズナに与え、
自らの過去を語り始める。

「私の血を飲みなさい
全て話してあげる。」

カブラの血に潜む記憶と感情……

「よろしくね カブラちゃん」

カブラの記憶の中で微笑む者の正体は__?

深夜の病院に隠されたナズナの「秘密」が今明かされる!

感想・レビュー・書評

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  • 番外に「だがしかし」がある。
    嬉しい限りである。ココノツとほたるのその後が知りたい。まったく「よふかしのうた」とは関係ないが…

  • 吸血鬼たちの弱点は「過去」にあり。それを探るうち、ついにナズナの過去が明らかに…。忘れた過去を探すことは自分を探すこと。そして自分を探すことは自分に向き合うこと。深まるコウとナズナの絆、逞しくなっていくコウ。広がりと深まりが増し、新たな章を迎えて、ますます面白くなってきました。それにしても、アンコの目指すものは一体何なんだろう…。

  • 初版 帯

  • カブラの過去編と、ミドリの眷属の小話と、ナズナの過去を巡っていくお話。
    今更ですが、コウとナズナの対等感を改めて感じた巻でもありました。
    最初はコウがナズナに振り回されている感じでしたが、ここまできたかと感慨がありますね。

    ◆カブラの過去
    滅茶苦茶個人的な話になりますが。
    カブラが飲み会で言われていた言葉、グサッときました。
    彼女ほどじゃないけど、友人と会うとき気を遣わせて介護みたくなっているなと、前から思っていたので。
    カブラの人間味が凄く出てきて、好きな感じなんですが、同時にもう物語上の役割を終えて退場してしまうんじゃないかと、ヒヤヒヤしています。
    「吸血鬼の他の殺し方」を見せるには、ひとり退場しないといけないんですよね。ひええ。

    ◆アンコの正体
    現状出ている情報では、考察どころか妄想レベルでしか推測できませんが、カブラがアンコの苗字に何か引っかかっているので、ハルの夫の関連者とかかなぁ?
    最初はアンコ自身が吸血鬼かなと思っていたけど、吸血鬼は同族の雰囲気を感じ取れるようなので、アンコは一応人間なんでしょうね。
    とりあえず現時点での予想ということで。

    ◆2世物
    なるほどなぁ~~~。
    と唸りました。
    ヒロイン側にこういうバックボーンがくるかぁ。
    面白いですね。

  • 7巻は60〜69話を収録。
    一番好きなキャラクター、ラヴ君がついに登場。この男面白すぎる。前半ちょっとシリアスだったのに一気に持っていかれた。

    ラヴ君カッコいいのにキモいというのが成り立つ不思議なキャラだ。出すタイミングが難しいだろうけど再登場してほしいなあ。

  • 新しい世界観。
    引き込まれる。
    日常の中の非日常。
    色々と考えさせられました。
    ナズナちゃん好き。

  • 吸血鬼の物語、と言うより、「皆」という人の世界にいられない存在達の物語、という感じに。
    気楽な夜遊びの漫画じゃなくなってますなぁ。良い事だけど。

    カブラの鬱屈した心は何とも評し難いなぁ、と。
    確かに、彼女の事など分からない。「こうあってほしい」という希望の色眼鏡越しにしか見る事ができないし。コウがそうであったように。

    …って思ってたら、何かキモい衝動持ちだった、とか(笑

    なんせまぁ、「普通の人」ではない「吸血鬼」の特性がいろんな人たちを狂わせる。
    鶯アンコのバーサーカーっぷりも迫力あり過ぎで…。


    …って、クオリティーを聞いてるんじゃねぇよ!!(爆笑

  • よるはよりふかくへと。
    かこはよりふくざつなものへと。

  • カブラの過去とナズナの正体が判明。陰の多いカブラ、好きだな。眷族が7人もいるみたいだし、他にも複雑な背景がありそうで気になる。ハルへの想いに依るナズナへの複雑な思いを隠してきた(過去形)良心がいいなぁ。…カッコイイシーンがいつも面白いことになる。
    カブラが吸血鬼になった瞬間って、62夜の最後だと思うんだけど、淡くとも恋心の範囲だったということかな?ハツカの眷族の過去は描かれてないから実際はわからないけど、洗脳でも恋になるのか。架空の存在だから科学的に考えるのもナンセンスだけど…主観的な気持ちの違いに関わらず、人知の至らないある条件を満たした状態が、吸血鬼に恋に落ちてる状態とほぼ同じということかもしれない。それか、コウが吸血鬼にならない心情的な理由か別の条件が示されるのかもしれないけど。
    そういえば、血液の確保、他の人はどうやってるんだろう。セリはナンパでどさくさに紛れて吸うとか?今だとあっくんが嫉妬しそうだけど、あっくんもどうしてるのか…
    みどりとラヴ、ホント幸せそうだな~みどりの話はいつも明るくて、そういうのも好き。
    次巻、ナズナの学生時代?とニコについて明らかになりそう…楽しみ。

  • この夜に住みたい!

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