昭和天皇物語 (7) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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本棚登録 : 260
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098607778

作品紹介・あらすじ

大正天皇、崩御…25歳の青年は天皇となる

大正14年、12月6日。
国民が注視する中、裕仁(ひろひと)皇太子と良子(ながこ)妃との間に
待望の第一子が誕生した。
父となり、大きな責任を背負うこととなった、そのわずか1年後--

大正15年、12月24日。深夜。
裕仁青年に天皇のあり方を示し続けた大正天皇が
この世を去った。

尊敬する父……敬愛する父……肉親との別れに涙を流す時間もなく
父の死より約2時間後、青年は第124代の「天皇」となる--

のちに激動の時代と呼ばれる「昭和」が、いよいよ始まったのだ…!!


【編集担当からのおすすめ情報】
心のどこかで、「その時」が近いことは理解していた。
そして「その時」は、年の瀬の冷たい雨の中で訪れた--

愛する父を失い、急かされるようにその地位に就くことになった裕仁青年。
常に冷静に気丈に振る舞う青年も、とはいえまだ20代半ばの若者。
自らの双肩に「国」を背負う重圧は、いかばかりであったろう…。

祝福ムードの中で迎えた「改元」の記憶も新しい今だからこそ、
ぜひお読みいただきたい待望の最新刊です。

感想・レビュー・書評

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  • 能條純一『昭和天皇物語 (7)』小学館。

    激動の昭和史の幕開け……

    この時代の天皇は政治にも、軍にも絶対的な権力を持っていた。しかし、何時の時代も政治家など権力を手にした者は必ず悪事を働き、私服を肥やそうと暗躍する。天皇もこうした政治家に絡め取られ、やがて戦争へと……

    そんな戦争への道程の香り漂う第7巻。大正天皇が崩御し、25歳の裕仁皇太子は天皇となる。第124代の天皇……

    本体価格591円
    ★★★★

  • 私が物心ついた頃には、もうおばあちゃんだったような気がする香淳皇后。その若かりし頃のこと(子との死別など)が印象的だった。

  • #漫画 #昭和天皇物語
    これは……満州事変なのかな? 自分の子供の死を嘆く間もない香淳皇后が何とも言えない。

  • 激動の昭和が始まったよ!
    張作霖の爆殺を皮切りに陸軍…特に関東軍の暴走が始まるよね!

  • 大正天皇崩御によりついに始まった昭和の世。ここから日本国はジェットコースターのような16年間を経て、1巻冒頭のシーンに至る事になる。その端緒として満洲で発生した張作霖爆殺事件。その後満州事変にも繋がり、戦争の時代が始まる。この時ああしなければ、こうしなければ……とばかり考える事態が勃発する。若い陛下の心中はいかばかりだっただろうか。

  • 大正から昭和へ、そして張サクリン事件、大東亜戦争に向かいます!

  • 大正天皇は大正15年についに崩御せられ、皇太子は直ちに践祚して昭和の時代が始まる。昭和になっても金融恐慌、中国情勢など課題は山積していた。一方、留学先のロンドンから帰国した雍仁親王は、短期間だが歩兵第三聯隊長の永田鉄山大佐とも接し、総力戦に向けての陸軍刷新を説かれる。雍仁親王を敬愛する安藤輝三大尉も、疲弊した国民生活を救えるのは雍仁親王のみと固く信じていた。そんな時、田中義一内閣の下で満州事変が勃発、事変処理を巡って天皇は田中への不信感を強めることになる。政局は困難を極めるが、一致協力すべき兄弟の亀裂も今後深まっていくのである。

  • 大正天皇の崩御から昭和天皇即位、永田鉄山、田中義一、張作霖爆殺の辺りまで。

    この間の昭和天皇の心の揺れ動き、覚悟のようなものを感じる巻。
    昭和に入りいろいろと血生臭い動きが相次ぐように。

    時代の流れ・匂いがわかりやすく描かれている。

  • 7巻、時は大正から昭和へ
    戦争の色が濃くなる


    レンタル

  • 2021/02/07 015

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