フットボールネーション (16) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.93
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本棚登録 : 81
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098611935

作品紹介・あらすじ

お待たせしました!1年半ぶりの最新刊!

累計170万部突破!!
歴代日本代表も絶賛の
オンリーワン“うんちく系”サッカー漫画!!

【あらすじ】
天皇杯決勝、佳境!
横浜のルーキー・筧のパスから、
真の適正ポジションのFWに移った一ノ瀬が
後半ATに劇的な同点弾を決め、延長戦に。
最大の逆境を前に、沖の提案で
初めて円陣を組んだ東クルも気合十分。
最後の前後半30分…いまキックオフ!!

【編集担当からのおすすめ情報】
作者の大武氏が大病を乗り越えての
1年半ぶりの最新刊です。

ずっと待ってくださった読者の皆様、
本当にありがとうございます。

そして初めて手に取ってくださった皆様、
新たなサッカーの見方を、
一緒に身につけていきましょう!

感想・レビュー・書評

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  • 作者さん、体調崩してたんですね。

    まあ、漫画家って、定時退社みたいなこと難しいですよね。締切死守みたいな仕事でしょうし。で、体調崩しちゃう。

    って、本の感想じゃないですね。

  • 迅再生
    初めてヒロが試合中に悩み始めた

    久しぶりだったので、前の巻から読み返した

  •  天皇杯延長戦前半が描かれた16巻である。
     サッカーうんちくが売りの本作だが、この巻では試合風景に重きが置かれ、沖と一ノ瀬の因縁にもメスを入れられている。

     物語としては佳境であり、サッカーに重きを置く展開になるのは無理のないプロットだと思う。
     サッカーうんちくを楽しみにしている感覚としては残念さも否めないが、筋としては理解できる。

     ただ、ゲーム展開としては延長戦で戦術的変化が少ないのは気になるところだ。
     一ノ瀬FWコンバートが継続され、新要素としてはそこにパスを出せる47番の素性が明らかになったくらい。
     その脅威を抑えきれずに……という展開だが、CBポジ変更のようなディテール以外の変化はなかった。

     その辺のサッカー的な面も加味しつつ、今巻は星四つ相当で評価している。
     おそらく次巻(延長後半)では少し動きが出ると思われるが、気持ちの問題は今巻で整理されているのだし、そこに期待したいところである。

     なお、作者さんのご病気で休載となっていた本作だが、無事快癒されてめでたく連載が再開されている。
     その辺りについてはあとがきで丁寧に説明されているが、不幸な事態でありつつも、連載ラストランの直前の一休みともなった旨が注釈されている。
     筋立てにも影響を与えているとのこと。以降の展開がその意味でも読者としては楽しみなところである。

  • 作者が乳癌に罹ってしまったため休載になっていたなんて、単行本を待っていた自分はまったく知らなかった。寛解したとのこと。沖と東クルの成長と栄冠(?)の物語を、まだまだ楽しみにしたいものだ。天皇杯決勝は延長戦にもつれ込む接戦。しかも東クルが1点ビハインドの展開となり、本当に目が離せないぞ!

  • 決勝延長前半に、CKからリードを許してしまった東京クルセイド。気落ちするメンバーをよそに、さらなる高みへと行こうとしている沖。これは、チームを引き上げるのか、浮いてしまって結果的に一人よがりになってしまうのか。
    試合でしか生まれない化学反応が東京に起こるのかどうかが、焦点なのかな。

    ただ、それは説明のつかないところであって、理論理屈の「フットボールネーション」には馴染まない展開なのかなぁ、とも思います。ただ、理論理屈を吹き飛ばす瞬間があるのが、フットボールの魅力でもあるので、間違ってはいないとも思う。

    これまで、選手個人のことについて語られてきた「フットボールネーション」。ここへきて、監督について言及するかのような場面が。そこやりだしたら、終わりは見えないぞ。
    正直、現実世界のアップデートはどんどん進むので、連載では間に合わないのではないだろうかと感じます。

    いや、それは戦術面での話であって、監督に必要とされるものは、変わらないのか昔も今も。ならば「フットボールネーション」における監督というものも読んでみたい。読んでみたいぞ。

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