- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098612529
作品紹介・あらすじ
「仮面ライダーW」正統続編 第12集! 風都に突如現れたドーパント シザーズを追い、辿りついた「迷路棟」と呼ばれる校舎。そこは、翔太郎のかつての親友が教鞭を執る、呪われた研究棟だった!高校時代の元・相棒からの依頼は“呪い”の調査!不死の研究が行われたというその場所で、裏風都、そして“死の商人”の策謀が渦を巻く──!!
感想・レビュー・書評
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Wのメタルですらたやすく切り裂くシザーズ・ドーパント!敵を追って辿り着いたのは、東風都大学の「迷路棟」。度重なる改築の末、迷路になってしまった校舎。翔太郎はそこで高校時代の親友・本条隼人と再会をする!そして、迷路棟にかけられた呪いの調査を隼人から依頼されるが──。
「部外者だあ?俺が何部だって関係ねえだろ!人の心配するのに内も外もあるか!」
昔から変わらない翔太郎の真っ直ぐなやさしさが感じられる言葉。相手を思いやる熱さがあったからこそ、隼人と出会って運命は始まった。二人の人生は大きく変わり、尊敬し合っている関係性が今に積み重なってドラマを加速させていく。
館ミステリかな?と思うほど難解な構造と城のような内部がロマンがあって最高。その迷路棟への調査が進んでいくうちに、シザーズメモリの所有者候補が絞られていく。その中には隼人の名前も。かつての親友を信じたい思いと、敵ならば倒さねばならない覚悟に揺らぐ翔太郎。それでも仮面ライダーとして仲間に決意を話し、立ち向かうシーンはグッときた。
かつて迷路棟で行われていた不死の研究。ハルバー・ヘルスタイン博士が遺した成果とは?!その闇に財団Xと裏風都まで関わってきて、一気に闇が濃くなっていく。暗躍するシザーズ・ドーパントとの戦い!メタルどころか空間すら切ってしまうという恐るべき能力!シンプルな能力ながら、魅せ方の切り口が鮮やかでワクワクする。
翔太郎と隼人、かつての相棒の物語は熱かった!謎の一端が明かされるも、まだまだ正体が掴めない裏風都。その中でも火種があるようでハラハラするね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学で発生する妙な事件の中、翔太郎は高校時代からの友人でもあり、大学の研究者・教員になっている隼人に出くわし、事態の解明を依頼される。大学に在る、「迷路棟」の通称が在る古い建物で何が起こっているのか?
暗躍する<裏風都>陣営の幹部の秘密も明かされる…
目が離せないストーリーだった。 -
相変わらずの熱い展開、三条さんががっつり関わっているだけあって今回もきっちり「W」テイスト。
秀夫くんの謎がこれから鍵になりそう。
恒例の巻末インタビューは立木文彦さん! -
今回も新メモリでの本編外?のお話。
翔太郎の過去話とやはり風都の女は…な展開。
設定を活かしつついい感じにまとめる。とても素晴らしいできでした。 -
相変わらず、引き込まれるストーリー展開で、一気に読んでました。
8月からのアニメも楽しみ。