フットボールネーション (18) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 51
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098626021

作品紹介・あらすじ

日本代表GK・権田修一選手、ゲキ推し!! 「カタール大会にも持っていって、読んでいました」日本代表/清水エスパルスの守護神・権田修一選手もゲキ推し!「サッカーは一生懸命プレーすることも大事ですが、一方で『力を抜く』ことも重要です。体がどう使えているか、リラックスできているか…この作品には、そうした『体を効率的に動かすためのコツ』がわかりやすく、詳細に描かれています。自分のプレーに行き詰まっている人や、もっと上手くなりたい人には、うってつけの教材です!」権田選手と作者・大武氏の特別対談も収録!【あらすじ】天皇杯決勝、延長後半。2-3とリードされた東クルに残された時間は、あとわずか。逃げ切りを図るJ1王者・横浜に対し、東クルに起死回生の策はあるのか--!? 【編集担当からのおすすめ情報】 日本代表GK・権田修一選手が「決戦の地」でも読んでいたと大絶賛!!累計185万部突破!!唯一無二の”うんちく系”サッカー漫画、待望の最新刊!!!

感想・レビュー・書評

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  •  一ノ瀬迅、ミャーコらの過去に触れながら、いよいよ最終盤となってきた天皇杯決勝を描く18巻である。

     延長後半、ビハインド(2-3)で焦る東クルを描いた今巻は全編を通して試合の内容を描いたもの。
     蘊蓄多めのこの作品には珍しくストイックなほどサッカー漫画的であり、ゲーム展開も劇的に動いている。
     一方で惜しいのが、場面場面の切り抜きが多く、サッカー全体の動きが見えづらい点だろうか。
     打ち手でゲームが変化するような展開でもないため、ある意味でリアルな

    「なんとなく時間が流れていく中で、驚くような瞬間が生まれてくる」

     みたいな、リアルサッカーの呆気なさのようなものが見えなくもない。

     興味深いのは巻末の権田選手との特別対談。
     この作品らしくかなりマニアックな話題なども為されていて(キックのフォームを修正した話だとか)、今となっては懐かしいカタールW杯のプレイバック的な内容もサッカーファンへの訴求力が高い。

     この対談なども加味しつつ、今巻は星四つ半相当と評価している。
     おそらく次巻で天皇杯も終わりを迎えるだろうし、この作品としても終わりは近いのかもしれない。
     どのような物語が紡がれるか、楽しみにしたい。

  • 2023年最後の読了。天皇杯決勝後半、沖、一ノ瀬の幼少期をフラッシュバックさせながら、本気のサッカーの楽しさを描く。現実世界では中田英寿や小野伸二のパスを、当時のA代表は受けられず「キラーパス」にもなっていなかった。しかし、海外では彼らのパスを受ける天賦の才を持った競技者がいるのだ。本集は久しぶりにウンチクがなく、東クルが延長後半で同点に追いついて……というところで次集へ続くのだ。作者と権田選手との対談も興味深い。やはりGKは面白い!

  • うんちくもいいけど、やっぱり試合もいい!こういう試合を実際に見れたら鳥肌立ちそう…

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