マロニエ王国の七人の騎士 (8) (フラワーコミックス α)

著者 :
  • 小学館
4.02
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本棚登録 : 315
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098722112

作品紹介・あらすじ

話題の映画「金の国水の国」岩本ナオ最新作 「金の国 水の国」アニメ映画化でも話題の岩本ナオが贈る七人兄弟の騎士たちの、恋と忠義のものがたり。「食べ物が豊富な国」を訪れた七人兄弟の末っ子・ハラペコと、料理人のコレット。この国の過去の亡霊たちから狙われ、コレットの無事すらわからなくなったハラペコは巨大な獣の姿になり、暴走しはじめる……!ハラペコを救おうとするコレットは、かまどの精霊や各国の料理人たちの力を借りてふたりの思い出の料理を作り上げるが…!?七人兄弟の末っ子・ハラペコ編、いよいよクライマックス突入! 【編集担当からのおすすめ情報】 コミックスだけで読める描き下ろし番外編も収録!緻密であたたかな筆致で描かれるおとぎ話のような世界に、個性豊かなキャラクターたちがまさに生きて、そして恋をしている…まんがを読む楽しさ、ときめきがつまった岩本ナオ最新作をどうぞお楽しみください!

感想・レビュー・書評

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  • 岩本ナオさんのマンガ 難しい!

    だけど読んじゃうんだけどね。

    はらぺこって お腹がすくと大きな獣になっちゃうんだね。

    おまけに3神がそれぞれ違う人に憑依している。

    御神様は国王に
    月様はゾーイに
    冥府様はナレースワンに

    7人兄弟を狙うヒンヤリも なぞの人物

    昔の話しと今の話しに突然入るから よくわかんなくなる。

    世界樹って何?

    解説書が欲しいね。

  • 前巻が何が何やら???だったのですが、やっと食べ物の国の登場人物相関図が理解できた気がします。
    ハラペコの可愛くなくてはならない呪いが痛ましい。
    その呪縛を解いてくれる存在のコレットにもルッキズムの呪いがかかっているのが、思春期の頃の自分にも重なってしまってくるものがりました。
    神様達の過去がだんだん明らかになる序盤。
    自分の先入観を苦く思いつつ、ジェンダー観にも通じる現代的要素を取り入れてゆくところが今のエンタメなのだなあとついつい感心してしまいました。

  • 誤字の多い巻。独特の世界だけれど、ちょっと独り善がり感もある。

  • 普通の人間、料理人であるコレットには衝撃的な事件ばかり。でも、ハラペコの言葉は沁みているよう。もう少しで本編は終わりそう。

  • 今回のシリーズ、結局、頭からケツまで意味分からんかった。次のシリーズがそうでないことを祈る。

  • 1〜8読了。
    ずーっと読みたかったので幸せな時間。
    この気持ちを表すのにしっくりくる言葉がない。

    ファンタジックな設定とリアルな人の心との絡み合いが見事。
    岩本先生の作品に通じて感じることだが、みんなどこか子どもで、呑気で奥ゆかしい感じを受ける。
    でも本当の意味で賢かったり優しかったりするんだよね。
    普段分かりやすいのを好むけど、岩本先生の柔らかく育まれる恋の世界は好きだ。

    ペリグリナス(パパ)の事、兄弟のことも
    少しずつ分かってきた。
    なぜ狙われているのか、この世界の成り立ちや宗教にも関わる事。
    最初は嫌な奴だなというだけだった訪問者も
    可愛げが。

    眠くない、が夜の長い国
    獣使い、が生き物の国
    ハラペコ、が食べ物が豊富な国
    過去の亡霊が出てきたり、国同士の歴史があったり
    どうしてこんな話思いつくのだろうとワクワクする。

    過去編になり、ジャガー王とウィジャヤのお話に。
    どうしてこうなってしまったのか、これからわかるのでしょうか。

    愛すべき兄弟をそれぞれに助けてくれる人、ありのままの自分を受け入れてくれる人がいる。
    素敵な事だ。

    寒い国とかが本命で悪い?(本気で悪い人はあまり見かけてないが)のかと思っていたのに
    生き物の国、食べ物が豊富な国もなかなかだった。
    国の中にも敵対勢力がいるし
    まだ3カ国目なのに、これからどうなるのでしょう。
    大切に読みたいお話。

  • ヤシの木の神さまが可愛いな。赤い花の神様と二人(二柱?)でいい味を出していると思う。コレットのことを心配している風なのが良い。
    御神さん、弟は戦いで死んでるって話だった気がするし、ジャガー王に嫁いだのは妹だったはずなのでどんな展開になるか楽しみでもあり怖くもある。それでも棺には編み飾りが入っていたんだよなあ。
    新しい巻が出るたびに謎が増えたり減ったりしてすべてを語られずに物語が進んでいくのが、難しいと思いつつも面白いと感じる。

  • どのカップルも女の子が救いとなる存在なんだけど、厳密な言葉にはなっていないのに、背景はまだはっきりとは分かっていないのに、それでも男側の孤独とか寂しさとか居場所や家族や彼女を求める気持ちとか執着とか、女の子側も覚悟とか感情とか、そういうのがはっきりとした言葉で表されることなく、ぼんやりと、でも確固たる芯を別の言葉や態度で表現してるのがこの作者さんはすごいなぁと毎回思う。

  • ハラペコくんは、かわいいけど、ちゃんと周りからも愛されてる。
    ジャガー王、もしかして……。

  • なるほど。6巻から読み直して、ようやくわかってきた。ハラペコの境遇が秋姫に重なってしまう。泣

    しかし、御神になった娘・ウィジャヤと若きジャガー王の物語はまだ続くのであった。うーむ、気になる。

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