あいつと私 (新潮文庫 い 1-19)

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101003191

感想・レビュー・書評

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  • 中学生のころ読んだ。懐かしい。

  • 恩田さんの本に名前が出てきて、気になったので。
    少し前の大学生たちの青春話。

    主人公のけい子さん、おしとやかなお嬢様にしては結構過激だけれど、お高くとまってない感じが魅力的でした。妹のゆみ子さんは若草物語のジョーですね。

    生々しい描写もあるのだけれど、大体において語り手があっけらかんとしているので湿っぽくなかった

    学生運動やお小遣いが千円、という感覚を、私は経験したことがないけれどなかなか面白い時代だったんだろうなあ

  • 時代の違いを感じて逆に面白かったです。

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著者プロフィール

石坂洋次郎(いしざか・ようじろう)
1900年、弘前市生まれ。旧制弘前中学校(現・青森県立弘前高等学校)から慶応義塾大学に進学。国文科を卒業後、旧制弘前高等女学校(現・青森県立弘前中央高等学校)に勤務。秋田県の旧制横手中学校(現・秋田県立横手高等学校)勤務時代に『若い人』(33年)『麦死なず』(36年)を発表し、作家としての地位を確立し専業作家となる。戦後は『青い山脈』(47年)が単行本・映画ともにブームとなるほど大ヒットを記録。「百万人の作家」と呼ばれ、流行作家に位置づけられ、作品の多くは映画化された。66年に菊池寛賞受賞。86年に静岡県伊東市の自宅で没。代表作は『石中先生行状記』『陽のあたる坂道』『あいつと私』など多数。


「2020年 『乳母車・最後の女 石坂洋次郎傑作短編選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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